Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

今更ながら Xbox Series S の簡単なレビューでも

今更ながら Xbox Series S を購入してみたはなしでもしてみたいと思います.といっても実際に購入したのは発売直後なので,半年くらい前になります.

Xbox Seris S は次世代ゲーム機と呼ばれているものですね.はい.

www.xbox.com

詳しい説明は省略しますけど,Xbox One と互換性は保っています.たたし,kinect 端子はなくなったので kinect ゲームは使えなくなってしまいましたけどね.

最初は Series X にしようかなと思っていたけど,うちには 4k 環境もないし,とりあえず安い方でいいかってことで Series S を選びました.今になってみれば Series X を選んでおいた方がよかったかなとちょっとだけ公開していますけど.その理由は最後の方にでも.

で,Xbox One Series S.

箱はこんな感じ.

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箱を開けるとこんな感じ.

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本体はコンパクトですね.

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端子はこんな感じ.Xbox One と比べると kinect 端子と HDMI in がなくなった感じかな.

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縦置き用の足もついてますね.

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フロント側は USB 1個とコントローラーのペアリングボタン.

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コントローラ.

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Xbox One X と比べてみても一回り以上小さいですね.

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とまあこんな感じ.

初期設定は今時の感じでスマホを使って設定できました.マイクロソフトアカウントに紐付ける感じね.

One X からの移行は,インストールしてあるゲームを One X につなげてある外付け HDD に全部コピーして,その HDD を Series S に接続.あとはアカウントでログインして適当にゲームのアップデートを行うだけで終了でした.で,普段よくやるゲームは外付け HDD から内蔵 SSD に移動.One X は 4k 対応ですが,Series S は 4k 対応ではないので一部ゲームはダウンロードやり直している感じでした.

使ってみた第一印象は,これまでつかっていた Xbox One X とあんまり変わらない感じかな,
まぁ,基本的に上位互換だし UI も全く同じなので当然といえば当然ですね.

けど電源オンしたときの起動の速さや,ゲームの起動の速さ,クイックレジュームに対応しているのでゲームを中断・再開したときの早さは格別ですね.

キビキビと動作するので,一度 Series S を使うと One X には戻れなくなってしまいました,
本体が小さくて,動作音がほとんどしないのもいいですね.

内蔵 SSD の容量が 512G なのでちょっと小さいかな.今時の大容量ゲームだと数本入れるといっぱいだね.まぁ,本体価格との兼ね合いだから仕方ないかな.必要となれば増設用の内蔵 SSD もちょっとお高いですけど追加できるみたいだし.

www.xbox.com

しばらくつかっていてやっぱり HDD と内蔵 SSD だけだとちょっと心許ない感じだったので,今は USB の SSD も接続して使っています,よくやるゲームとは内蔵 SSD,たまにやるものを USB SSD,あんまりやらないのを HDD って感じで使っています.思ったより USB SSD が高速にアクセスできているので,今のところは内蔵の増設 SSD は必要ないかなといった感じ.

まぁ,その他の詳細な使用レポートはいろんなところにあるので,ここではちょっと変わったことを書いてみます.

Series S なので内蔵ディスクドライブがついていないってことで,PC 用の外付け USB DVD を接続してみました.

結果からいうと,DVD Video も,Xbox 360 のゲームもなーんも使えないですね.CD 再生も駄目.何のディスクを入れても認識しないです.ドライブ自体も認識されているのかどうかよくわからない挙動をしています.ということで,ディスクが必要な人は Series X を購入することが必要っぽいです.

ただし,私が試したときの状況がそういう状況だったという感じです.ファームウエアのアップデートなどで今後どうなるかは不明です.はい.対応してくれるとうれしいんだけど,まぁ,普通考えると対応してくれないだろうなぁとは思っています.

これがちょっと誤算だったかな.DVD ビデオくらいは見えるかなとちょっと期待してたんだけど.DVD 再生環境はほかにいろいろ持っているから,まぁ仕方ないかなって感じ.

また,Xbox One X では kodi をインストールして普段からメディアサーバーとして使っていたので,同様に Series S にも kodi をインストールしてみました.kodi 自体のインストールは MS ストアから普通にインストールできます.

使ってみた感じはなんとなく動作が不安定.再生している途中で画像が崩れて止まったりとか.スペックは One X よりも上なので不思議だなぁと思っていましたが,どうやら GPU アクセラレータが原因でおかしくなっているみたい.kodi のメニューからビデオ再生時の設定で「ハードウエアアクセラレーションを許可する - DXVA2」をオフにすることで手元のファイルは安定して再生できるようになりました.

とりあえずそんな感じ.

全体的には動作もキビキビになったので満足しています.値段の割にお得な感じ.

半導体事情で Xbox Series S|X も最近は品不足のようですが,品不足が解消した頃には Series X を買い増ししたいなぁなんて思っていたりします.

簡単ですけど Xbox Series S の使用レビューでした.

 

Qbilinux 開発について(その65): aarch64 版の 0.4.0b1 イメージを置きました

Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,qbilinux という linux ディストリビューションをぼちぼちと作成.

いつまで続くのか.

情報などを記載したホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.

ざっとインストールして,X が立ち上がるところくらいまで確認したので,0.4.0b1 の aarch64 イメージを web サイトの方に置きました.
 

ラズパイ4で動作確認しています.デスクトップ環境のチェックをしてみたところ,kde はクラッシュしてしまったけど mate は立ち上がるみたい.

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インストールマニュアルなどは 0.3 のものを参照してください.基本的に変わっていません.
 

前回,x86_64 上で arm のクロスコンパイラ使って arm 用の kernel ビルドを行っていますと書きましたがいろいろとトラブル中.gcc のバージョンとかが古いからかなぁと思って,クロスコンパイル環境自体を作り直していたりします.という状況なので armv7 版などの準備とかはもう少し時間がかかりそうです.はい.

取り急ぎそんな感じです.

Qbilinux 開発について(その64): 少しだけドキュメント作成と ARM 周り調整中

Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,qbilinux という linux ディストリビューションをぼちぼちと作成.

いつまで続くのか.

情報などを記載したホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.

少しだけ https://qbilinux.org/document/ 以下にドキュメント作成しました.

インストール関連はあんまり作成していないです.ごめんなさい.

Plamo Linux からいろいろと変更しているパッケージ,インストーラー,iso 作成などの説明が主になっています.一応,公開しているスクリプト一式を使えば誰でも iso ファイルまで作成できるようになっていますが,まだちょっと説明が足りないので徐々に書き足していきます.

また ARM 環境をリリースすべく作業中.

armv7l, aarch 両方のインストールイメージを作成してみましたが,arm7l の方のイメージだとラズパイ4だとブートできない.aarch の方はブートはできました.

ARM とはいっても現状はラズパイ専用ですが,いろんなラズパイ用のカーネルを一通り用意しておかないと,立ち上がらないボードがあることに気づいていませんでした.ということで,全アーキテクチャ用のカーネルを作成するべくスクリプトの調整中です.カーネルのバリエーションが多くなってくるとさすがにラズパイの実機上でコンパイルするのも現実的ではない時間になってしまうので,x86_64 上の ARM クロスコンパイル環境でも実行できるように調整しています.はい.

ちなみに使っているクロスコンパイル環境は https://qbilinux.org/pub/tools/ 以下に置いてあります.x86_64 環境に installpkg コマンドを使ってインストールして,/opt/cross/bin に PATH を通せば使えるようになります.arm-.. が 32bit 用,aarch-.. が 64bit 用のクロスコンパイラになっています.

aarch64 のインストールイメージの方は現状でもブートできましたので,インストールチェックなんかを行っています.けど,パッケージ数が多くなってきて容量も増えてくると,ラズパイ上でインストーラーを走らせるのはあんまり現実的ではないですね.フルインストールするとインストールだけで1日以上かかってしまう感じ.ちょっと配布形態も考えていかないと駄目かなという状況になっているようです.現時点ではこれまでと同じリリース形態をとろうと思っていますが,後追いで変更するか,次のバージョンで変更するかはちょっと考えたいと思います.ちなみにフルインストールするには 32G の micro SD が必要になりますね.

あと,qbiliunx のコミュニケーション用に作成していた google group ですが,全く使っていませんでしたし,今後もメンテできそうにないので削除しました.何名か登録していただいていたようですが申し訳ないです.google group に登録していただいていた方々の個人情報は私の方では一切保存していませんのでよろしくお願いします.

とりあえずそんな状況です.

Qbilinux 開発について(その63): Qbilinux-0.4.0 リリースにします

Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,qbilinux という linux ディストリビューションをぼちぼちと作成.

いつまで続くのか.

情報などを記載したホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.

インストールに関しては (手元で試した限りでは) 大きな問題はなさそうでしたのでとりあえずリリースにすることにしました.

ということで,0.4.0rc1 のイメージをそのままファイル名変更しました.

https://qbilinux.org/pub/isos/qbilinux-0.4.0_x86_64_dvd.iso
https://qbilinux.org/pub/isos/qbilinux-0.4.0_x86_64_dvd.iso.sha256
https://qbilinux.org/pub/isos/qbilinux-0.4.0_x86_dvd.iso
https://qbilinux.org/pub/isos/qbilinux-0.4.0_x86_dvd.iso.sha256

含まれる主なルールのバージョンは下記のとおりです.

  • glibc 2.30
  • kernel 5.10.34
  • gcc 10.3.0
  • llvm 11.1.0
  • emacs 27.2
  • gnome 40.0 (ライブラリ類のみで gnome 本体は含まれていない)
  • qt 5.15.1
  • xfce 4.16
  • kde framework 5.78
  • kde plasma 5.21.2
  • texlive 20210325
  • libreoffice 7.0.5
  • mate 1.24
  • lxqt 0.16.0

contrib の方は (最近動作確認していないので) ちょっと動作するか怪しいですが

  • kodi 19.0
  • docker 20.10.5
  • lxc 4.0.3
  • qemu 5.0.0

なんかを同梱しています.

glibc がちょっと古いのは新しいものを入れたらいろいろとトラブったのであえて古いままにしました.

iso ファイルの容量が DVD の容量を超えていますので,2層の DVD を使うか,USB メディアを使ってください.

あと,使用しているツールのソース類を https://qbilinux.org/pub/source/ 以下に置いてありますが,ディスクの容量の関係から 0.4.0 で使用しているソースのみにして,それ以外のものは削除しました.基本的にネット上で公開されているソースを集めているだけなので影響は少ないと思いますが,手元にはすべて残してありますので過去のソースがほしいなどありましたら直接連絡いただければ,余裕があれば対応できるかもしれないです.

前回の繰り返しになりますが,改めて注意事項を記載しておきます.

手元の環境でテストは行っているつもりですが,このディストリビューションを使用した際に重要なデータを紛失した,もしくはハードウエアが故障した場合の責任は一切負いません.あくまで自己責任で注意しながら使ってください.よろしくお願いします.また,すべてのデータを公開していますが,現状,個人的に使うために一人で作成している状態なので,いろいろとパッケージレベルではバグはありますが,まぁそんなもんかなということでご容赦いただきたいと思います.

しばらくはバージョンアップは行わずにセキュリティフィックスが主な作業になるかと思います.また,引き続き ARM 版の方の締め作業と,ドキュメントの作成も行っていきたいと思います.

何か質問,要望などありましたら,この blog にコメントつけていただくか,放置状態になっていますが slack の方に投げていただければと思います.google group もありますが,そちらの方は閉鎖したいと思っています.

とりあずそんな感じです.

Qbilinux 開発について(その62): ホームページとりあえず復旧

Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,qbilinux という linux ディストリビューションをぼちぼちと作成.

いつまで続くのか.

情報などを記載したホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.

データが飛んでしまっていた https://qbilinux.org/ のホームページをとりあえず復旧させました.

最初は concrete5 で再び構築しようとしていましたが,途中で面倒になって basercms を使うことにしました.

concrete5-japan.org

basercms.net

basercms は cakephp を使った cms ですね.国内で開発されています.まぁ,普段 cakephp を使っていることが多いので,何かあったときには自分でなんとかできるかなということで選んでみました.

コンテンツはバックアップをとっていませんでしたが,google さんのキャッシュからコンテンツを拾ってきて戻しました.まぁ,あんまり内容はありませんでしたけどね.

設定などはまだ basercms のデフォルトのままだったりしますが,徐々に修正していきたいと思います.

とりあずそんな感じです.

Qbilinux 開発について(その61): ホームページ飛ばしてしまいました...

Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,qbilinux という linux ディストリビューションをぼちぼちと作成.

いつまで続くのか.

情報などを記載したホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.

先ほどの blog 記事を書いた後,ホームページの方の更新しようとしたらデータを飛ばしてしましました.ふう.

https://qbilinux.org/ が表示できなくなっていますが,ダウンロードサイト https://qbilinux.org/pub/ は動いています,

正確には,https://qbilinux.org/ 以下のセットアップをやり直しているため,パスワードロックをかけた状態にしてあります.

経緯は...

このサイト,concrete5 を使って運用していたのですが,しばらくアップデートしていなかったので concrete5 のアップデートを行ったところおかしくなってしまいました.バックアップもとってないので,復旧にはしばらくかかるかと思います.

というか,コンテンツは全部作り直しです.はい.

この際,concrete5 から別のシステムに置き換えた方がよいのかなとも思っていたり.

...な感じですが,よろしくお願いします.

Qbilinux 開発について(その60): qbilinux 0.4.0rc1 の iso イメージ作成

Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,qbilinux という linux ディストリビューションをぼちぼちと作成.

いつまで続くのか.

情報などを記載したホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.

先日,0.4 beta 1 の iso イメージを作成しましたが,不具合たくさんだったので諸々修正.
目につく不具合は一通り修正できたので 0.4.0rc1 の iso イメージを作成しました.

x86/x86_64 版だけです.ARM 版は x86/x86_64 版をリリースした後に追って作業します.詳細な修正箇所が気になる方は github の更新履歴を見てください.

大きな変更箇所としては,

バージョン番号は b1 までは 0.4 としていましたが,小数点を一つ付け足して,0.4.0 とすることとしました.将来的にバグ修正やセキュリティフィックスを含めた修正版を出すときに 0.4.1 などとした方がよいかなと思ってです.関連するファイル,管理コマンド類はバージョン番号の変更にあわせて修正してあります.

あと,ユーザー環境を新規作成した際のデフォルト環境は euc ではなく utf-8 になるように変更しました.まぁ,今更,euc で使いたい人の方が少数かなという判断からです.一瞬,euc 環境の方は消してしまおうかなと思いましたが,現状では一応残してあります.

一部,ディストリビューションを作成するための管理スクリプトが最新に追いついていない状態ですが,使う分には全く関係ないので後追いでメンテナンスしていきます.また,細かいパッケージの不具合はありますが,とりあえずのインストールとざっと使うのには致命的ではないので放置になっています....

そんな感じで,rc1 を作成しましたが,大きな問題がなさそうならそのままリリース版にする予定です.ゴールデンウィーク中にはちょっと間に合いませんでしたが,早ければ今週末くらいにはリリースにできればよいかなと思っています.

なお,インストールドキュメントや各種設定方法,ビルド方法など必要そうなドキュメント類などは相変わらず全くありません.必要なあれば,とりあえずは Plamo Linux 6.x 系のドキュメントを参考にしてください.ただし,Plamo Linux 6.x をフルコンパチではないのでお気をつけください.ドキュメント周りはさすがにこのままじゃまずいかなと感じていますので,追々時間を見つけて書いていく予定です,久しぶりにインストーラーとかブート周りの調整をしようとすると,自分自身でもどうやって作っていたのかすっかり忘れてしまっていてちょっと苦労してしまいましたので.

一応,念のために一部繰り返しにはなりますが,注意書きを書いておきます.

手元の環境でテストは行っているつもりですが,このディストリビューションを使用した際に重要なデータを紛失した,もしくはハードウエアが故障した場合の責任は一切負いません.あくまで自己責任で注意しながら使ってください.よろしくお願いします.また,すべてのデータを公開していますが,現状,個人的に使うために一人で作成している状態なので,いろいろとパッケージレベルではバグはありますが,まぁそんなもんかなということでご容赦いただきたいと思います.

とりあえずそんな感じです.

Qbilinux 開発について(その59): qbilinux 0.4 beta 1 で新規ユーザー作成すると環境がボロボロ

ぼちぼちと Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,qbilinux という linux ディストリビューションを作成.

いつまで続くのか.

いじってる qbilinux のホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.

とりあえず,0.4 beta 1 を新規にインストールしていろいろとチェック中.

開発に使っているデスクトップマシンの NVMe もパーティション切り直して新規インストール.

インストール自体には問題なさそうだな.

既存ユーザーで使っている分には割といい感じ.

けど,新規ユーザー作成すると環境がボロボロだなあ.

ユーザーランドの設定が古いままなのでいろんなものが動作しない&立ち上がらない.
KDE を選択しても KDE 立ち上がらないし.

ユーザー設定ファイルを地道に直していく必要がありそうだなぁ.

まぁ,少しずつやっていくかな.

ちょっと ldd で調べると依存関係のライブラリがないパッケージが少しあるのでリコンパイル中.

ついでに gcc も 10.3 にアップデート.

ゴールデンウィーク中にはリリースしたいと思います.

Qbilinux 開発について(その58): qbilinux 0.4 beta 1 の iso イメージ作ってみました

久しぶりの blog 更新です.年明けくらいから年度末って毎年いろいろと忙しいのでどうしてもいろんなことが後回しになってしまいますね.

けど,今年は確定申告が1ヶ月延長になってちょっとだけ助かりました.はい.

ということで話題戻して....

ぼちぼちと Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,qbilinux という linux ディストリビューションを作成.

いつまで続くのか.

いじってる qbilinux のホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.

ということで少し落ち着いてきたので,インストーラを調整.

あと,kernel の調整も.

そんな感じで作成した x86_64 版の iso ファイルを使って,dd で USB メモリに書き込んだメデイアで手元の Thinkpad X270 で EFI ブートして nvme ディスクにインストールできることを確認.なんとなく普段使い程度には動作するレベル荷にはなっているかなと.

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ふう.

ってことで,遅くなりましたが beta1 として iso ファイルを web サイトの方においてみました.

https://qbilinux.org/pub/isos-current/qbilinux-0.4b1_x86_64_20210419_dvd.iso
https://qbilinux.org/pub/isos-current/qbilinux-0.4b1_x86_20210419_dvd.iso

dvd ってファイル名がついていますが,一層の DVD-R には入らない容量になってしまいました.私自身,ディスクメディアってほとんど使うことがなくなってしまったので,もう,容量は気にしていません.ごめんなさいです.ディスクメディアを使う場合には2層のメディアなどを使ってください._o_

まだ,インストーラー途中で手作業でコマンド叩いたりしないと駄目な部分もありますが,なんとなく使えるレベルにはなっているかなぁと.

最近やっていたことは,とりあえず締めたいのでできるだけ新しめのパッケージに更新してあります.kernel 5.10 系とか gnome 40, xfce 4.16, kde framework 5.78, lxqt 0.16 などなど.

一応,締めた後は大幅なアップデートは控えたいなと思っているので,とりあえずできるだけ最新に追従させておこうかなと.

今後の予定としては,インストーラ中有で手作業でコマンドを打たないと駄目な箇所の調整と,インストール後のライブラリの不備などを調整したあとに締めたいと思っています.GW 中には作業時間がとれそうなので,なんとか作業したいなと.

あ,armv7l/aarch64 版の方もパッケージ自体は x86/x86_64 とほぼほぼ追従させてあります.

ARM 版に関してはインストーラーの作成はまだ行っていないので,こちらも追って作成します.けど...,インストーラー経由で SD メモリーにインストールを行うと相当時間がかかるので,ほかのディストリビューションみたいにインストールイメージだけの配布でもいいのかなぁとちょっと思っていたりします,どうするかはまだあんまり深く考えてはいないですけど.
ARM 版は,現状,ラズパイ4でしか動作確認していないですが,過去に blog 記事で書いてた rock64 などにも対応させ得ておきたいなぁとは思ってます.後追いになるかもしれないですが....

何のドキュメントも用意していないので,普通にインストールするにはちょっと難しいかもしれない状況かなぁとは思いますが,現状はそんな感じです.

Windows デスクトップ環境のビデオカードを Radeon 5600XT に買い替え

昨年末の話です.

なんかいろんなものが壊れる時ってタイミングが重なるものですね.家電が壊れたのと時期を同じくして使っているデスクトップパソコンも調子悪くなってしまいました.

最近,なんだか Windows デスクトップマシンでゲームしているとビデオカードのファンがものすごい勢いで回る.

最近のゲームはビデオカードの負荷が高いのかなぁと思うくらいであんまり気にしてなかったんだけど,ゲームが途中で落ちるようになってしまいました.前触れなくいきなり落ちる.

で,ちょっとおかしいかなと.

それでもゲームだけだったのであまり気にせず,そのまま使い続けていました.

けれど,そのうち Windows 上で作業していてもいきなり落ちるようになりました.負荷に関係なく,軽い作業しているときにもいきなり落ちる.

これでは使い物にならないので,何が悪いのかなぁと調査.

とりあえず,Windows のログを見てみたけど,なんのメッセージも残していない.
ってことはハードウエアが悪いのかなとチェック.

メモリチェッカーを使うと問題なしって出るのでメモリは無実みたい.

ビデオカードかなと思ってオンボードビデオで確認しようとしたら画面が出ない.しばらく悩んでしまいました.

けど,よくよく考えたら F 付きの CPU なのでオンボードビデオ積んでいませんでした.こういうトラブルがある時のことを考えると使わなくてもオンボードビデオ搭載した CPU を使った方が良いかなと.

ちょっとビデオカードは判断保留.

ハードディスク,SSD もスキャンチェックしたら問題なし.

ということはマザーボードかビデオカードのどちらかか.

まぁ,ビデオカードのファンがものすごい勢いで回っていたこともあったのでビデオカードが原因かなと思ってとりあえず買い替えしてみることにしました.これまでは Radeon RX 570 のビデオカードを使っていましたが2年ほど前に中古で購入したものだし,ちょっと力不足を感じてたので原因じゃなくても,まぁ買い替える頃かなぁと.

toshi-mtk.hatenablog.com

あとでよくよく考えば,別マシンで使っているビデオカードを使って確認すればよかったかなぁと.

話戻して...

買い替えるビデオカードは何にしようかなと思ったけど,NVidia のカードは別マシンで使っているので必然的に Radeon かなと.

安価なものでいいんだけど RX 570 よりも上のスペックになるとあんまり選択肢がないんだな.RX 570 のビデオカードを購入したときにはすぐに切り替わるかなぁと思っていましたが,今時点でも現行製品として残っていますからね.しかも,私が購入した時と同じくらいの値段でいまだに販売しているし.

出たばっかりの RX 6000 シリーズは値段も高いし品物もないので却下.と言うことは Vega は論外なので必然的に RX 5000 シリーズかな.手頃な値段を考えるとやっぱり RX 5600 XT かなと.値段も3万円程度でこれまで使ってた RX 570 も性能上ということで.

メモリが 8G から 6G になるのがちょっと気になるけど,ベンチマークを調べてみると1.5倍から2倍程度に性能アップする感じだし.

technical.city
https://kakaku.com/pc/videocard/ で検索したところ,評判良くて安価なものは SAPPHIRE PULSE RX 5600 XT 6G GDDR6 みたいだったのでこれを選んで購入しました.

...

箱はこれ.

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表と裏.

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電源は8ピンですね.

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RX 570 と RX 5600 XT を比較すると RX 5600 XT が一回り大きいくらいだね.

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で,ビデオカードを交換したところ,安定して動作するようになりました.

やっぱりビデオカードが原因でしたね.

WQHD でゲームを動かしてみましたが,快適になりました.それよりもたまに行なっているビデオ編集の方がさらに快適になって時間短縮にもなったのが予想外でしたが.ビデオのエンコードも AMD Media SDK (VCE) を使えばかなり高速になった感じ.

詳細なベンチマークはすでに RX 570 がダメになったので取れませんでしたが.

で,ついでに RX 570 をバラしてみました.

ヒートシンクはこんな感じ.巨大ですね.

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基盤はこんな感じ.ビデオチップとメモリ,電源周りの回路くらいしか載ってなくてシンプルですね.

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ビデオチップのアップ.

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ふむふむ.

チップに塗られていたグリスがカチカチになっていたり,ヒートシンクへの熱伝導用の部品なども硬化している感じでしたのでそれが原因で熱暴走してしまっていた,もしくはそれでチップ自体がおかしくなってしまったのかなぁって感じかな.もしかしたらグリスを塗りなおせば復活したかもしれないですが,まぁ手間とかもかかりますし,元々安価なビデオカードですのでそこまでするまでもないかって感じですね.

技術的な内容のない文章ですが,まぁそんな感じで交換したって話でした.

SAPPHIRE PULSE RADEON RX 5600 XT 6G グラフィックスボード 11296-01-20G VD7193
 
MSI Radeon RX 570 ARMOR 8G J グラフィックスボード VD7195

MSI Radeon RX 570 ARMOR 8G J グラフィックスボード VD7195

  • 発売日: 2020/01/17
  • メディア: Personal Computers