Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,qbilinux という linux ディストリビューションをぼちぼちと作成.
いつまで続くのか.
情報などを記載したホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.
先日,0.4 beta 1 の iso イメージを作成しましたが,不具合たくさんだったので諸々修正.
目につく不具合は一通り修正できたので 0.4.0rc1 の iso イメージを作成しました.
- https://qbilinux.org/pub/isos-current/qbilinux-0.4.0rc1_x86_64_20210505_dvd.iso
- https://qbilinux.org/pub/isos-current/qbilinux-0.4.0rc1_x86_64_20210505_dvd.iso.sha256
- https://qbilinux.org/pub/isos-current/qbilinux-0.4.0rc1_x86_20210505_dvd.iso
- https://qbilinux.org/pub/isos-current/qbilinux-0.4.0rc1_x86_20210505_dvd.iso.sha256
x86/x86_64 版だけです.ARM 版は x86/x86_64 版をリリースした後に追って作業します.詳細な修正箇所が気になる方は github の更新履歴を見てください.
大きな変更箇所としては,
バージョン番号は b1 までは 0.4 としていましたが,小数点を一つ付け足して,0.4.0 とすることとしました.将来的にバグ修正やセキュリティフィックスを含めた修正版を出すときに 0.4.1 などとした方がよいかなと思ってです.関連するファイル,管理コマンド類はバージョン番号の変更にあわせて修正してあります.
あと,ユーザー環境を新規作成した際のデフォルト環境は euc ではなく utf-8 になるように変更しました.まぁ,今更,euc で使いたい人の方が少数かなという判断からです.一瞬,euc 環境の方は消してしまおうかなと思いましたが,現状では一応残してあります.
一部,ディストリビューションを作成するための管理スクリプトが最新に追いついていない状態ですが,使う分には全く関係ないので後追いでメンテナンスしていきます.また,細かいパッケージの不具合はありますが,とりあえずのインストールとざっと使うのには致命的ではないので放置になっています....
そんな感じで,rc1 を作成しましたが,大きな問題がなさそうならそのままリリース版にする予定です.ゴールデンウィーク中にはちょっと間に合いませんでしたが,早ければ今週末くらいにはリリースにできればよいかなと思っています.
なお,インストールドキュメントや各種設定方法,ビルド方法など必要そうなドキュメント類などは相変わらず全くありません.必要なあれば,とりあえずは Plamo Linux 6.x 系のドキュメントを参考にしてください.ただし,Plamo Linux 6.x をフルコンパチではないのでお気をつけください.ドキュメント周りはさすがにこのままじゃまずいかなと感じていますので,追々時間を見つけて書いていく予定です,久しぶりにインストーラーとかブート周りの調整をしようとすると,自分自身でもどうやって作っていたのかすっかり忘れてしまっていてちょっと苦労してしまいましたので.
一応,念のために一部繰り返しにはなりますが,注意書きを書いておきます.
手元の環境でテストは行っているつもりですが,このディストリビューションを使用した際に重要なデータを紛失した,もしくはハードウエアが故障した場合の責任は一切負いません.あくまで自己責任で注意しながら使ってください.よろしくお願いします.また,すべてのデータを公開していますが,現状,個人的に使うために一人で作成している状態なので,いろいろとパッケージレベルではバグはありますが,まぁそんなもんかなということでご容赦いただきたいと思います.
とりあえずそんな感じです.