Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Ryzen 7000 シリーズ用 MSI マザー MSI B650I Edge WIFI のファームウエアバージョンアップ

先日購入した Ryzen 7000 シリーズ用 MSI マザーのファームウエアバージョンアップで少しドキドキした件でも.

購入した時からメモリの AMD EXPO を設定するとなんか挙動が安定しない.

そしたら EXPO メモリが安定しないという話がいろいろなところから聞こえてきたんですよね.

私だけの問題じゃなかったんだと思って,仕方なく EXPO メモリはオフにして使用していました.

けど,やっぱり悔しい.

ということで,さすがに落ち着いた頃かなと思いマザーのファームウエアをアップデートして EXPO メモリをオンにできないかなと実験.

Windows 11 上にインストールしている MSI Center を起動.

「Live Update」の「Advance」 をクリックして表示された最新 BIOS を選択してインストール.

再起動してインストール開始....されたけど途中で止まってしまいました.52% あたりからいくら待っても進まない.

念のため2日ほど放置しても進まない.

仕方ないので,強制的に電源オフ.

そして電源オン.

....案の定,真っ暗のまま何も表示されない.

ということで BIOS が飛んでしまいました.ふう.

仕方ないので,MSI の web サイトから最新 BIOS が含まれているファイルをダウンロード.このあたりかな.

このファイルを解凍して出てくる E7D73AMS.160 を USB メモリに MSI.ROM というファイル名でコピー.

この USB メモリをマザーボード背面にある「Flash BIOS って書かれた USB ポート」に接続.Type-C の隣にある端子ね.

で,マザーボード背面にある「Flash BIOS Button」をプッシュ.

そうしたら自動的に電源が入って,電源回路辺りの LED が点滅してフラッシュの書き換えが始まりました.しばらく放置しておくと自動的に電源が切れました.

その状態で電源オン.

見事に復帰.よかったよかった.

最近のマザーはフラッシュを飛ばしても復旧できるようにはなっていますが,実際に作業するとやっぱりドキドキしますね.

事実,なんど書き換えても復旧しなくなってしまった経験もありますので.

BIOS 設定自体は初期状態に戻っているようなので,適当に設定変更して,ついでに AMD EXPO もオンに.

しばらく使っているけど今の所安定している感じかな.cpu-z で確認してみても,一応,メモリのスペックどおり DDR5-5600 で動作しているみたい.

とりあえず,よかったよかったという感じ.

BIOS が飛んでしまった後に,ちょっとだけ B650 チップセットの mini-ITX マザーの新品とかを検索しまたけど相変わらず値段は高いですね....ちょっと復旧しなかったら修理にこの金額が必要になるのかと焦ってしまいました.