Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Qbilinux 開発について(その50): 引き続き大量にパッケージ更新中

ぼちぼちと Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,Qbilinux という linux ディストリビューションを作成.

いつまで続くのか.

いじってる Qbilinux のホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.

ゴールデンウィークを利用して大量にパッケージを更新中.

kde とか mate とか lxqt とか.gcc も新しいのが出ていたので差し換え.

ついでに仮想環境もなんとかしたいなと思って slackware の環境を参考にしつつ docker あたりもビルド.まだパッケージ形式にまとめていませんが,とりあえず動作している様子.docker に関しては気が向いたら詳細を描きたいと思っています.

gcc も問題なく使えている雰囲気.

少し前に arm バイナリを一通りつくったんだけど,今回のアップデートでまた arm 関連がおいてけぼりになってしまいました.随時,ビルドしていかないと.

で,現状どんな感じなのかなと思って,普段使いのノートパソコン (Panasonic Let's note CF-NX2) に現状のツリーを新規インストールしてみました.

これまで 32bit 環境で利用していましたが,そろそろ 64bit 環境に移行しようかなと思って 64bit 版 (x86_64) の iso イメージを作成.作成した iso イメージを usb メモリに書き込んで,その usb メモリからブート.そこから新規インストールしてみましたが,普段使いの環境としては問題なさそう.普段使いってメールとか web をみるくらいのことね.

日本語変換に wnn8 を使っているんだけど,wnn8 の rpm パッケージから tar + xz に手作業で変換したものをインストールしてみましたが,そちらも使った範囲では問題なく動作している様子.この blog 文章もこの環境で書いています.

インストーラーにはいろいろと不具合があるので,調べて修正しないとな.少しだけインストーラーを調整しようと grub をつくり直したりしていたんだけど,まだまだ作業が必要な感じ.

毎回同じことを描いている気がしますが,そろそろ一回締めてリリースしておきたいなぁ.適当なインストーラーになっているけど,この状態でリリースにしてしまおうかとも考え中....

Qbilinux 開発について(その49): パッケージを色々と更新

ぼちぼちと Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,Qbilinux という linux ディストリビューションを作成.

いつまで続くのか.

いじってる Qbilinux のホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.

インストーラーの調整をしないといけないなぁと思いつつ,パッケージ更新をぼちぼちと.

gcc を 9.3.0 にしたり,kernel を更新したり.

で,新しい gnome がリリースされたのでついでにアップデートしようとしたら結構手間がかかりました.gnome 3.36.0 ね.

ビルドシステムが configure から meson に入れ替わっていたために結構な作業が.

glib/gtk も差し替えになるので依存関係で色々と芋づる式に他のツール類も更新する羽目に.

けど,依存関係を一新したせいか,かなり動作も安定したような感じ.

glibc も新しいものに更新してみましたが...,案の定,ぼろぼろになってしまったので元のバージョンに戻しました.glibc の更新は一回リリースを行ってからの作業かなぁ.

一応,gituhub の方と qbilinux-current の x86/x86_64 は更新を追従させておきましたが,arm まわりは徐々に追従させていきます.

そんな感じでぼちぼちと.

Qbilinux 開発について(その48): aarch64 用バイナリ作成して X 動作する程度まで環境復旧

ぼちぼちと Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,Qbilinux という linux ディストリビューションを作成.

いつまで続くのか.

いじってる Qbilinux のホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.

ひきつづき,ラズパイ4 上で arm 64bit 用バイナリを更新しています.

古い config スクリプトを使っているものが aarch64 を認識しなかったりでちょっと手間取り中.

ではありますが,とりあえず X が動作する程度まで復旧.これで,ラズパイ4のコンソールで X を立ち上げて作業もできるなと.

継続して細かい調整をしながらパッケージビルドしています.

この状態のパッケージを https://qbilinux.org/pub/qbilinux-current/aarch64/ 以下に置いておきましたので興味のある方はどうぞ.

twm では問題なく動作している感じだけど,Mate とかはまだまだ動作が怪しいレベルです.

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引き続き作業します.はい.

....

最近,この手の話題ばかりですみません.

ガジェット系のレビューも書こうとは思っていますが,書いている途中で放置しているものがたくさんあるけどアップできるほどまとまったものがないので先送りになっているんですよね.写真撮らないと...って思ったまま放置したままのものも多いんです.時間を見つけてできるだけ書くようにしたいと思っています.

 

Qbilinux 開発について(その47): aarch64 用バイナリ作成と arm 32bit/64bit 用クロスコンパイル環境

ぼちぼちと Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,Qbilinux という linux ディストリビューションを作成.

いつまで続くのか.

いじってる Qbilinux のホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.

x86/x86_64/armv7l 用のバイナリを更新しましたが,ラズパイ4 上に 64bit 用の開発環境を構築して引き続き aarch64 用のバイナリを更新しています.

久しぶりに aarch64 環境をいじるなので苦労しまくり.昨年の4月くらいから全く更新してなかったんだよな.

一部ライブラリが古すぎたり,依存関係がいろいろあったりでパッチ処理では対応できず,手作業でチマチマと作業しています.

その過程でいろんな不具合があったりするので,適宜,x86/86_64 環境のほうへのフィードバックも行っています.

ようやく OS の基本パッケージは作成し終えて,これから X 環境周りに取り掛かるって感じですが,ある程度のパッケージが作成できた時点で公開バイナリも更新したいと思います.はい.

それと並行して,過去に作成していた x86_64 上で動作する arm 32bit/64bit 用クロスコンパイル環境を復活させました.https://qbilinux.org/pub/tools/ 以下にバイナリを転がしておきます.

ラズパイ公式サイトの https://github.com/raspberrypi/tools/tree/master/arm-bcm2708 以下でも同じようなものを配布していたりしますが,何となく拾ってきたバイナリを使うのは気持ち悪いので自前でコンパイルした環境を用意しています.

github.com

cross_aarch64-0.0-x86_64-1.txz が aarch64 用,cross_armhf-0.0-x86_64-1.txz が arm 用のコンパイラになります.ともに /opt 以下にインストールされます.

一応,このバイナリを使ってラズパイ用の armv6/armv7/aarch64 カーネルなどがビルドできる程度は試していますので,問題なく動作するかなとは思っています.クロスコンパイル環境のビルドスクリプトは少しまとめる作業が必要な感じなので,その作業が終わり次第 github の方に上げるようにします.

とりあえず最近の作業はそんな感じ.

少しペースを上げてリリース作業をしないと,glibc の新しいバージョンが出てしまうなぁと思ってる今日この頃です.

Qbilinux 開発について(その46): とりあえず公開しているバイナリツリーを最新に更新

ぼちぼちと Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,Qbilinux という linux ディストリビューションを作成.

いつまで続くのか.

いじってる Qbilinux のホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.

python2 がサポート終了と言うことなので,少しだけ python 周りを整理.

色々といじってみた感じ,python2 を削除するのはもうちょっと先にした方がよさそうかな.
ついでに python3 を更新して,関連しているパッケージなども更新.

その流れで gpg まわりをアップデートしたら,依存関係が多くなって結構大量なものを更新する羽目になってしまった.

年末年始の時間を使ってリリース用のインストラー調整をしようかなと思っていたんだけど,すっかりこっちの方に時間をとられてしまって,インストラーの調整はまったく手つかず状態です.うーむ.

その他,コンパイルに失敗しているパッケージを調整したり,kernel のビルド方法を少し変更して最新に更新したり.

ということで,x86/x86_64/armv7l まわりの公開しているバイナリツリーを最新に追従させました.aarch64 はまだラズパイ4に環境移行ができていないので作業が止まってます.:-)

qbilinux.org

大物で更新したのは llvm 9.0.1, kernel 5.4.7 (arm は kernel 5.4.3) あたりかな.更新履歴詳細は https://github.com/qbilinux/qbilinux/commits/master などを見てください.

とりあえずそんな感じ.

Western Digital GOLD 10TB HDD を購入して QNAP NAS で RAID 構築

先日,PC ショップをふらふら.

ふと,中古屋さんで WD Gold 10TB HDD が販売されているのを発見.Gold が中古で出回るって珍しいな.

値段は2万円ちょっとくらい....ちょっと安いかもって思ってしまいました.

WD Gold ってエンタープライズ向けだし,5年保証ついてるはず.まぁ,中古に保証は効かないとは思うけど.

ちょっと稼働時間とか気になったので,試しに販売してたショップで聞いたけどわからないって言われました.けど,一応,正常動作は確認しているので問題ないとのこと.

まぁショップ保証が1週間はついてるから何かあっても大丈夫かなと,試しに 4個ほど購入してみました.

...用途は QNAP の NAS の外部ストレージとしてつけてみようかなと.

少し前に,QNAP NAS 用の外付け USB HDD ユニット (TR-004) を購入したけど,大容量 HDD が手元になかったので半分遊んでいる状態なんだよね.購入したときのレビューはこのあたりに書いてあります.

toshi-mtk.hatenablog.com

話戻して...

で,購入した HDD の正式な型番は WD101KRYZ.

ウエスタンデジタルの 10TB HDD です,グレードは Gold ってことでエンタープライズ向け.
一旦は生産終了になったみたいだけど,ホームページには記載があるってことは最近また復活したのかな?

www.westerndigital.com
スペック概略を抜粋すると

  • 型番 WD101KRYZ
  • 容量 10TB
  • フォームファクタ 3.5インチ
  • 回転数 7200RPM
  • キャッシュ 256MB
  • データ転送レート 249MB/s
  • MTBF 250万時間
  • 消費電力 アイドル時5W / 読み書き時6.7〜7.1W
  • 動作音 20dBA〜36dBA

回転数が 7200RPM でということで RED なんかより高速ですね.

キャッシュも大きい.

また,MTBF もかなり長いです.

ということで,実物はこんな感じです.

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で,TR-004 用のトレイに取り付け.

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QNAP NAS に接続したところ.無事認識.QNAP のホームページの動作確認 HDD のリストに掲載されていなかったのでちょっと心配だったけど,まぁ,問題なさそうで一安心.

購入した HDD の状態を見たら稼働時間は500日くらいでした.まぁ,Gold の HDD だから24時間稼働で使ってればそんな感じかな.

ということで現在 RAID 構成中.

最初,TR-004 の背面のディップスイッチの設定が indivisual になっていたために NAS から操作できなくって少し焦ったのはご愛敬.ソフトウエアコントロールに設定しないと QNAP NAS から RAID 構成やパーティション設定操作ができません.はい.

設定するディップスイッチはこれね.

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まだ,RAID 構成中ですが,少し動作させてみた感じではアクセス音が結構五月蠅いですね.「ジリジリ」って音.7200RPM ってのが関係しているのかな?それともヘリウムガス充填してるからなのかな?

普段 NAS 用に使っているのは RED だけど,そっちはそういった音は全然しない感じだけどな.

RAID 構成が終わって,普通に使える状態にセットアップしてから,少し使ってみた後に使ってみた感じのレビューは書いてみたいと思っています.

とりあえずそんな感じです.

 

Qbilinux 開発について(その45): raspberry pi 4 に開発環境を移行してフルビルド

ぼちぼちと Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,Qbilinux という linux ディストリビューションを作成.

いつまで続くのか.

いじってる Qbilinux のホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.

先日,ラズパイ4を購入.購入時の blog はこのあたり.

toshi-mtk.hatenablog.com

ということで,ARM のビルド環境をラズパイ4に移行してみました.

ブート周りがラズパイ3までと変更になったので調整.先日書いたように https://github.com/raspberrypi/firmware 以下から必要なファイルを持ってきて適当に調整.

とりあえずブートできて開発できる環境は作成.

先日,x86_64/x86 環境で全体をリコンパイル作業中って話をしましたが,同様の作業を ARM 上でも実施.

とりあえず armv7l 版.

....ということで,作業終了.

トータル10日間くらいかかりました.これまでは1ヶ月オーダーでかかっていたのでかなり時間短縮になりました.

やっぱりメモリが大きいのは良いことですね.

カーネルも普通に kernel 5.4.3 が動作しています.

ということで,引き続き aarch64 の方も作業するかなぁといった感じ.

Qbilinux 開発について(その44): 色々と削除したりアップデートしたりで 0.4a2

ぼちぼちと Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,Qbilinux という linux ディストリビューションを作成.

いつまで続くのか.

いじってる Qbilinux のホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.

前回は,全体をリコンパイル作業中って話をしました.

x86_64 に引き続いて x86 の方も一通り作業終了.

けど,コンパイルが通らないものがポチポチ.

コンパイラーまわりを最新にしたからな.

glib1/gtk+1 あたりが通らなくなってましたが,良い機会なのでパッケージ削除することにしました.

さすがに glib1/gtk+1 を要求するものも少なくなったからな.

ついでに nautilus を追加.

個人的に dropbox が使いたかったので.

ということで,gnome 回りも最新に追従させました.3.32 から 3.34 へのアップデート.

とは言いつつ,gnome のデスクトップ環境が動作するまでのパッケージは用意していないんだけど.

ここまで作業したら gnome も動作するようにしておいた方が良いのかなと思っていたり.

で,dropbox クライアントもソースをとってきてパッケージ作成したら無事動作.

ますます快適になりました.はい.

python2 を削除したいなと思っているんだけど,dropbox クライアントがいまだに python2 を要求するのにはちょっと...って思ったけどね.

そんなこんなでどんどん巨大化していってるなぁ.

cinnamon も突っ込もうと途中まで作業してたし.けど,今回はちょっと時間切れかな.

一人で作業しているのに手を広げすぎって感じはしますね.

kernel も 5.4 がリリースされたから差し替え.

llvm も最新に.

な感じで色々と最新に追従.

x86_64 だけですが,とりあえずこの状態で 0.4a2 として iso を作成してアップしておきました.

https://qbilinux.org/pub/isos-current/qbilinux-0.4a2_x86_64_20191207_dvd.iso

インストラーは昔のままで修正していませんが,一応,virtualbox で新規インストールできるくらいは確認しています.

qbilinux-current ツリーも同様に x86_64 は 0.4a2 に追従させました.

https://qbilinux.org/pub/qbilinux-current/x86_64/

インストーラーのカーネルとかは古いままなので,新しくして徐々に調整作業をしようかなと思っています.

不具合のあるパッケージは見つけたら随時修正しますが,引き続き x86/armv7l/aarch64 を作成して,その後,インストーラー周りの調整をしてリリースって感じかな.

MacBook の液晶を割ってしまったのでアップルストアで修理依頼してみた話

えーっと,ちょっと前に MacBook の液晶を割ってしまったのでアップルストアで修理依頼してみた話でも.

まず,割ってしまったときの状況から.

体調悪くて一日寝てたんですよね.けど,やらないといけない作業がたまってる.
ということで,夕方起き出して,作業しようかとデスクで色々と作業.

で,少しデスクから離れてうろうろしたあと,戻ってきたときに MacBook の電源ケーブルを引っかけてしまって机から落下.

そんなこんなで見事に液晶を割ってしまいました.グレア液晶が嫌いなので,ノングレアフィルムを貼っていたんだけど,そんなものでは破損は防げませんでした.当然か.

で,呆然.

そのときにはちょうど,macOS のアップデートをしようとしていたんだけど,USB-C ケーブルでモニターにつなげてみたけど外部モニターにも何も映らない状態.アップデート中だったので途中で電源を切ることもできずに,そのまま放置.ふう.

終わった頃合いを見計らって,強制終了.もう,これは仕方ないね.

... このときには OS アップデート時には USB-C でモニターが映らないのかなぁと思ったんだけど,修理後に USB-C 接続でモニターをつなげてみたら,モニター側の USB-C コネクターが緩んでたみたい.ということで,この時に映らなかったのはケーブルの緩みが原因だったかも.

話戻して...

昔なら,電源ケーブルはマグネットだったからケーブルを引っかけても本体が落ちるってことはなかったんだけど,USB-C になるとやっぱりダメだね.

最近は MacBook って稼働頻度が低くって,たまに使う程度だったから修理せずにしばらく放置しておこうかなぁとも思ったんだけど,たまに使う adobe のソフトウエアライセンスは Mac 用しか持っていないんだよね.ソフトが使いたいときにすぐに使えないのはやっぱり困るってことで,すぐに修理することにしました.

Apple の修理はホームページのサポートのところから予約できます.

support.apple.com

ということで,うちの近くで Apple 製品の修理受付を行っているお店の予約状況を見てみたけど,割とどこもいっぱい.仕方ないのでアップルストアの銀座店に予約することにしました.さすがに銀座店だとわりと好きな時間に予約が取れますね.

で,予約当日アップルの銀座店に.予約時間の少し前についたけど,まぁ良いかと思って4階のサポートに行ったら案内されてしばらく待ってくださいとのこと.予約よりも早い時間に行っても,当然,予約時間まで待たされます.はい.

で,予約時間になったので担当の人がやってきたので症状を説明.あっさり液晶交換になりますねと言われました.

ただし,液晶部品交換ではなく,上半身全部の交換になるので天板に貼ってあるシールとか,液晶面に張ってあるノングレアシールなどはなくなりますとのこと.
また,修理代金は3段階くらいあるらしい.58,000円, 68.000円, 78,000円の3種類だったかな?症状によって異なるらしい.

一応,店舗の見積もりとしては 58,000円 とのことでしたので,その条件でお願いしました.

工場発送して修理するんだけど,工場についたときにもう一度症状確認等されるようで,その時点で修理費用が高くなるようなら連絡が来て,修理するかどうするか再び確認しますねとのこと.

あと SSD の中身の保証はありませんという確認も求められました.基本的に消すことは無いけど,保証はできないので仮に消えていてもかまわないという同意を求められます.私の場合,バックアップはとっていないけど,基本的に必要なデータはクラウド上においてあるので消してもらっても問題ないですって伝えました.

修理後の受取り方法ですが,店舗で受け取る方法と,郵送してもらう方法の2種類から選べるとのことでした.郵送の場合でも送料は無料とのこと.

ただし,料金は修理後の支払いになるのですが,郵送の場合には支払いのためにカード登録をしないとダメでした,直接受け取る場合には受取り時に支払うことになりますが,その際の支払い方法はカードでも現金でもオッケーとのことでした.

...

で,修理にかかった日数ですが,水曜に出して,土曜に修理が終わってお店に本体が戻ってきたみたい.実質3日程度ですね.状況は逐次,メールで送られてきますので安心.

修理費用は特に連絡がなかったので見積もり時通りの金額になりました.

修理終了の連絡が来たので,近くに出かける用事があったので月曜に引き取りに行きました.

引き取り時には予約は特に必要なくて,好きな時間に行けば良いです.ということで,19時くらいかな再びアップル銀座店の4階に.

受付の人に修理引き取りって伝えたら専用のカウンターらしきところに通されて,待つこと5分くらいで担当者が現れました.

修理の終わった MacBook を持ってきて動作の確認をしてくださいとのこと.みごとに上半身がすべて交換されて戻ってきました.修理に出す前にはキーボードとかパームレスト部分が相当汚れていましたが,その辺りもきれいに掃除されていました.

ということで,見た目はほぼ新品状態に戻りました.ちょっと嬉しい.

色々と説明してくれましたが,修理後は3ヶ月間の保証がつくみたいだね.

という感じで MacBook を受け取って,支払いを済ませて帰宅.

その帰宅途中で,そのままヨドバシカメラに行って,MacBook 用のノングレアフィルムを購入.帰宅後にすぐに張りました.ということで元の環境に戻りました.ふう.

SSD の内容も消えてなくて,修理に出す前と同じ状態でした.また,OS のアップデート後に強制的に電源を落とした状態でしたが,無事,OS アップデートされた状態になっていて動作不良もなかったみたい.ということでその点でも一安心でした.

そんな感じで,MacBook の液晶を修理.まぁ,久しぶりにアップルストア銀座点に行きましたが相変わらず混んでましたね.海外の人が多かったのもちょっと驚きでした.昔はそこまで多くなかった気がするんだけどね.

少し前に Let's note の液晶も筋が入ってまともに見えなくなったので交換したこともあったし,なんだか最近そんなトラブルばっかりだなとも思ったり.

 

Digio2 MacBook 12インチ用 液晶保護フィルム 高精細 反射防止 気泡レス加工 SF-MB12FLH

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raspberry pi 4 メモリ 4GB モデルを購入してみたので軽くレビューみたいなものでも

raspberry pi 4 メモリ 4GB モデルを購入してみたので軽くレビューみたいなものでも書いてみたいと思います,

ただし,普通に配布されている raspbian とかは全く使ってなくて,あくまで自作のディストリビューション (qbilinux) を使っているので万人向けのレビューではないかも知れませんが悪しからずです.

えーっと,raspberry pi 4 の購入先は switch science です.手元のほとんどのラズパイは switch science から購入しているかな.こういったマイコンボードは amazon.co.jp とかよりも専門店で購入する方が安価だし,安心だと思っています.

www.switch-science.com

ということで,switch science 通販で購入.価格は送料込で 7,700 円.申し込みしてから2日ほどで到着した感じかな.はい.

箱はこんな感じ.

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付属品はこれ.本体ボードのほかには紙のマニュアルが2枚かな.

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本体のアップ写真はこんな感じ.USB が4系統とイーサー端子.

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こっちは USB-C と micro HDMI x 2 とオーディオジャック.

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これまでは microUSB で電源供給していましたが,ラズパイ4からは USB-C での供給に変更になりました.

また,フルサイズの HDMI も無くなって micro HDMI x 2 に変更になりました.

ということで,自作の Linux ディストリビューション (qbilinux) の動作確認をすべく,これまで使っていた 32bit の SD カードを装着.

あ,一応書いておくと qbilinux は Plamo Linux 6.x からブランチさせて私が作成&メンテしているディストリビューションです.はい.

話戻して...

SD カードを装着して,USB-C の電源をつなげてみました.

...ブートしない.

主にリモートで使うので micro HDMI ケーブルは必要ないかなと思っていましたが,ブートしないってのはちょっと予想外だったなぁ.画面が見えないのでどう言った状態か全くわからないかぁ.

ラズパイ4は USB-C 電源が規格に沿っていないって話もあったからちょっと不安.

ということで,仕方なく近所の家電量販店で micro HDMI - HDMI ケーブルを購入してきました.ELECOM の DH-HD14SSU10BK ってやつ. 900 円くらいだったかな.

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このケーブルを使ってモニターに接続して,再び電源オン.

ラズパイのカラフルな画面から進まないみたい.こういうときには大体ブートローダーが古くってそのボードに対応していないためにブートできないことが多いんだよね.新しいラズパイ3が出たときなんかにも同様の症状になりましました.

ということで,https://github.com/raspberrypi/firmware 以下で配布している新しいブートローダーを取得.

とり急ぎボードの不良なんかを確認がしたかったので,自分でコンパイルしているカーネルではなく,上記の firmware ディレクトリ以下で配布しているカーネルを使って動作確認だけ先行して行ってみることにしました.

上記ディレクトリから boot 以下と modules 以下をダウンロード.

SD カードに入っているブートローダーとカーネルを boot 以下のものにすべて差し換え.

でもって,initrd を使っているので,これまで使っていた initrd をばらして github からとってきた modules を同梱する形で initrd を作り替え.そんでもって,その initrd を SD カードにコピー.

ドキドキしながら再び電源投入.

無事,ブートしました.:-)

これまで使っていた SD カードをそのまま使っているので,リモートからのログインもオッケー.

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ちなみに使っている USB-C 電源は Anker PowerPort+ 5 USB-C Power Delivery (60W 5ポート USB-A & USB-C 急速充電器) です.ケーブルは Anker PowerLine+ USB-C & USB-C 2.0 ケーブル (0.9m レッド) です.

ということで,リモートログインした状態で,cpuinfo とか meminfo をとってみましたがこんな感じです.はい.

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ざっと使ってみた感じ,普通に使えている様子.

良かった良かった.

でもって体感速度は...やっぱり速く感じますね.私自身の使い方では CPU の速度アップの恩恵よりもメモリの容量アップの方が効いている感じ.USB 接続している HDD 上にスワップ領域を作っているのですが,これまではスワップアウトしまくっていて HDD のアクセスランプが点灯しっぱなしって状態が割と多かったのですが,ラズパイ4ではほとんどスワップアウトはしていない様子.

これでラズパイ本体に負荷を掛けるような使い方をしても快適に動作してくれるかな?

一応,作ってるディストリには KDE とかも同梱しているんだけど,KDE とかも快適に動作してくれるのかなぁ?

とりあえず,ディストリのリリースに向けて作業していたりしますので,ある程度,パッケージがまとまってきたら再びデスクトップ環境などを使ってみて,その感想でも書いてみたいなと思っています.

少しパッケージのコンパイルなんかも試してみましたがスワップアウトしない分,全然速くコンパイルできているみたいです.

やっぱり 1G と 4G の差は大きいですね.

けど,コンパイルとか行わずに普通に組み込みマイコン的に使う場合には 4G もメモリは要らない気がしますけどね.:-P

とりあえず,ラズパイ4を入手して1日程度戯れてみた感想でした.