Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

QNAP の NAS 用外付け USB HDD ユニット TR-004 を導入してみた

先日書いた QNAP の外付け USB HDD ユニット TR-004 を導入してみました.NAS に外付けして RAID 構成などにして使う HDD けーすね.QNAP NAS 専用って訳ではなくって,PC/Mac でも普通に使えるみたいです.

軽くレビューがてら,セットアップの様子を書いてみたいと思います.

外観はこんな感じ.

液晶画面がない分,高さも低くてすっきりしてますね.

鍵穴もありますね.

けど,プラスチックなので本当に鍵が有効なのかちょっと不安な感じ.力任せに引っ張るとどうなるのかなぁ.試してないけど.左側にあるボタンは上から「イジェクトボタン」,「USB ワンタッチコピーボタン」.

HDD トレイ自体もプラスチックですね.値段を考えると仕方ないのかな.

背面.

右側に色々と並んでますが,上から「ボタン」,「HDD のモード設定ディップスイッチ」,「USB-C 端子」,「電源スイッチ」,「AC アダプタ端子」.電源は AC アダプタです.AC 直結の方が良かったなぁ.一番上の「ボタン」は「HDD のモード設定ディップスイッチ」で HDD の動作モードを変更した際にその設定を有効にさせるときに押すみたい.RAID0 -> RAID1 など,変更した場合に押すって事ね.

USB-C 端子は抜けやすいからか,プラスチックのケーブルホールドがついてます.

AC アダプタ端子の隣のここにつけるみたい.

マニュアルは日本語のものが付いてるね.

けど,これって NAS 用で,この USB ユニット用じゃない雰囲気.ソフトの設定しか書いてないみたいだし.PC に直接つなぐときには必要なのかな?ってことでスルー.

ハード設定のマニュアルはこっちかな.

ふつうにいろんな国の言葉で書かれていますね.一通りざっと目を通しました.

さて,いきなり運用するのではく,事前に色々と試すべく余ってた HDD を付けてみました.とりあえず 2.5inch HDD を2台.

やっぱりプラスチックトレイはちょっと不安.

で,ハードディスクを本体にセットして,電源をつないで QNAP NAS TS-853 Pro に USB ケーブルで接続.背面のディップスイッチの設定は「ソフトコントロール」ね.

NAS 本体は今年の春くらいの FW のまま運用していたのですが,その状態では TR-004 は認識しませんでした.普通の USB HDD としてしか認識しません.なので RAID 構成などに設定できませんでした.QNAP の NAS って FW のバグが多いので,どうしても大きな問題が無ければ古い状態のまま使い続けてしまうんですよね....

仕方ないのでとりあえず最新の FW (4.3.5.0760) にアップデート.これで TR-004 として認識しました.HDD も問題なく認識してるみたいだね.ふう.

NAS ソフト上からとりあえず RAID0 に構成.

でもって,ext4 にフォーマット.

共有フォルダのアクセス設定をして,普通に Windows PC/Mac からアクセスできることを確認.ふむふむ,良い感じ.

ファンの音は静かかな.電源投入時とかはすごい勢いでファンが回るけど,しばらくすると NAS 本体と同じくらいの状態に落ち着く感じ.

MacNAS 間でファイルコピーとか試してみたけど,NAS 本体の HDD -> MacMac -> TR-004 への転送時間はそれほど変わらない感じ.たまに 10% くらい遅いときもあったけど,誤差範囲なのなのか,バックグランドで何か動作しているからか,詳細はちょっと不明.

とりあえず FW を新しくしないと認識しないってトラブルはあったけど,それ以外では普通に使えてる感じ.逆に不具合があると困るんだけどね.:-)

あ,NAS につなぐ以外の動作確認はしてません.TR-004 を PC/Mac に直接接続して使う予定はいまのところないので....

しばらくこの状態で様子を見て,問題なさそうならちゃんとした HDD でセットアップして正式運用するかな.

簡単ですが,そんな感じ.

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