Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Qbilinux 開発について(その76): aarch64 も追従させました

Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,Qbilinux という linux ディストリビューションをぼちぼちと作成.

いつまで続くのか.

情報などを記載したホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.

新しいバージョン用の aarch64 版パッケージを x86_64 環境に追従させました.ただし,Qt のビルドがこけているため KDE まわりは軒並みビルド失敗してリリースバージョンのものより退化してしまいました.一応,バックアップも兼ねて https://qbilinux.org/pub/qbilinux-current/aarch64/ 以下を更新しておきましたが,追々修正するつもりです.
あと,ついでに x86_64 用の arm クロスコンパイル環境を更新.https://qbilinux.org/pub/tools/ 以下にパッケージ形式としておいてありますが,gcc を 11.3.0 に更新したものを作成してみました.aarch64 用と armhf 用. 

/opt/cross 以下にインストールされますので path を適当に通して使ってください.収録してある glibc などは現時点での最新版を使っています.kernel は 5.15 系を使っていたかと思います.

あとは,github の最新バージョンの作業をしているブランチ名を master から main に変更しました.今時にあわせた変更ですね.はい.

まぁ,簡単ですけど最近はそんな感じです.