Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Qbilinux 開発について(その75): x86 も追従させました

Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,Qbilinux という linux ディストリビューションをぼちぼちと作成.

いつまで続くのか.

情報などを記載したホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.

新しいバージョンを締めるために x86 版のパッケージを x86_64 環境に追従.最新の git リポジトリベースでパッケージを作成して iso イメージを作ってみました。ファイルは https://qbilinux.org/pub/isos-current/qbilinux-0.5.0a1_x86_20220422_dvd.iso に置いてあります.

ただし.x86 版は grub のパッケージビルドに失敗しているので,新規インストール時にブートローダ (grub) をインストールすると見事に失敗してしまいます.ということで,試してみる場合にはインストーラ中でブートローダーのインストールを行わずに別途ブートローダーを用意して設定する必要があります.手元では既に修正してありますけど.:-)

で,作成した x86_64/x86 用の iso ファイルを使って新規インストールを行って,いろいろと調整している状況です.はい.

もともと slackware のパッケージ管理システムを使っている関係で厳密に依存関係は管理されていないので,新規インストールを行うといろいろとおかしくなっている個所などが見つかるんですよね.

ということで,とりあえずリリースに向けて準備を行っている感じです.一通り落ち着いたらインストーラーの調整を行って新しいバージョンのリリースになるかな (ただし,x86/x86_64 環境オンリー) と思っています.

ARM 版のほうは,暇を見つけては aarch64 環境のほうのパッケージを追従させていっています.実機を使って作業している関係でコンパイルに時間がかかるのと,インストーラ周りのチェックが全くできていないので iso イメージ等は公開できない状況になっています.

あとは armv7 環境用は全く手つかずです....ごめんなさい.

まぁ,いろいろとやりたいなと思っていることはありますが,できることから粛々と作業しているそんな感じです.