Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

ThinkPad X240 液晶を FHD パネルに交換

少し(かなり?)前に入手した ThinkPad X240 の液晶を交換してみました.

もともとは WXGA 液晶だったのですが,やっぱり縦方向の解像度が足りなくて,ソフトによっては切れてしまっているのが気になったので Full HD の液晶に交換.

部品の取り寄せは eBay を利用.送料込み 100ドル くらいでした.普通に X240, ThinkPad, FHD で検索して出てきた液晶パネルを選びました.ちなみに選択したパネルの型番は LP125WF2-SPB1 というものです.LG のパネルっぽいですね.ヤフオク使うよりは eBay の方が 2000円くらいは安かった感じかな.

品物が届いて ThinkPad の分解.

ハードウエア保守マニュアルを見ると,液晶を完全に本体からとりはずすような指示になっていますが,取り外さなくても分解できます.ただ,手元のマシンはフロントバッテリーもついているので,通常のバッテリーを取るはずすだけではなく,裏ブタをはずしてフロントバッテリーとマザーボードとの接続コネクタをはずしてから作業しました.そうしないと感電の恐れがあります.

液晶パネル自体の取り外しは簡単です.液晶パネルの周りの枠はつめで止まっているだけなので,工具も必要なく取り外せます.ハードウエア保守マニュアルにも記載がありますが,このあたりの動画が参考になるかな.液晶を本体から取り外さずに作業する場合には,ヒンジ周りのつめがちょっとはずしにくいので注意が必要です.

周りの枠が外れたら,液晶をキーボード上に倒して液晶背面のコネクタの取り外し.

ハードウエア保守マニュアルだと引っこ抜くように書いていますが,ケーブル側からコネクタに対して金属のストッパーがかかっているのでストッパーをはずしてあげる必要があります.ストッパーをはずさないと絶対にケーブルは抜けないです.くるっと止める形にストッパーはかかっています.説明が難しい...(写真とっておけばよかったかな)

新しい液晶にケーブルを付け替えて,元のようにベゼルをパチパチととめて,フロントバッテリーのコネクタをつないで,裏ブタを閉めて,バッテリーをはめ込んで完成.いろんな記事では FHD 液晶接続用のフレキケーブルと,WXGA の液晶接続用のフレキは違うという話もありますが,手元で試した限りでは同じもので接続に関しては問題ありませんでした.

ちょっとドキドキしながら電源を入れましたが,無事,FHD で表示されました.でも,なんだか液晶パネルとフレキの接続コネクタ部分を天板の方から触るとほんのり暖かい感じがしてます.WXGA 液晶がついていたときのことはちょっと不明ですが,とりあえずこのままで使ってみようかと.使っていないときには液晶消えてるはずなので,使ってないときに発火とかは多分ないだろうしね.

という感じの手順です.思ったよりも簡単に液晶交換できました.上記のとおり作業して失敗しても私は責任は持ちませんのであしからず.

以上,参考までー.