マルチメディアプレーヤーソフトの kodi もそろそろ 18.0 リリースが近づいてきた感じですね.
現状,18.0rc2 が最新かな.
ということで動作確認してみました.
linux 上で自分でビルド.qbilinux って名前で作ってる自作ディストリビューションを使ってます.
問題なくビルドも通り,普通に動作してる感じ.
ついでに pvr.chinachu もビルド.
pvr.chinachu は kodi 上から chinachu をコントロールしてテレビや録画を見えるようにするアドオンです.
master は 17.x 用になっていますので,18.0 用に開発されているブランチを取得.https://github.com/Harekaze/pvr.chinachu/tree/18.x-Leia のあたりです.
zip をダウンロードするなり,git clone するなりでソースを取得して,ドキュメント通り
$ ./bootstrap
$ ./configure
$ make
でブラグイン作成.
kodi のアドオン追加画面から zip ファイルを追加を選択して,できあがった pvr.chinachu.zip を読み込み.
あとはプラグインの設定などを実施.
pvr.chianchu などの細かい設定方法は,過去の blog を探してみてください.あんまり詳しくは書いてないけど「いまさらながら debian の kodi に pvr.chinachu を導入」のあたりとかかな.
普通に録画やテレビなども表示できました.
ふむふむ.
少し前に試していた rc1 では若干表示が崩れることがあったけど,rc2 ではその症状もあまりなくなった感じ.詳細に差分はチェックしてないけど.
とりあえず,kodi 18.0 系の動作報告でした.
参考までに,試している環境の qbilinux x86_64 版は https://qbilinux.org/pub/qbilinux-current/x86_64/ あたりに転がしてあって,ツリー上の kodi は現在は 18.0rc1 (http://qbilinux.org/pub/qbilinux-current/x86_64/contrib/Multimedia/kodi-18.0rc1-x86_64-T1.txz) とかになっています.が,ディストリビューションのインストール用 iso ファイルも作ってないし,まともなインストーラーもないのであんまり参考にはならないかもです.はい.
そのあたりの作業は追々おこないます.年内中に何とかと思ってたけど,ちょっと無理かな.
pvr.chinachu は GPLv3 みたいなので,次回 qblinux リリース時には同梱してしまおうかなぁ.
まぁ,こういったことを適当に&気軽に試せるのが自作ディストリビューションの良いところ.
kodi の android 環境でのチェックなどは 18.0 がリリースされたら改めてやるつもりです.
簡単ですけど,そんな感じ.