いまさらながら debian の kodi に pvr.chinachu を導入

普段，debian に PT3 を刺して chinachu でテレビ録画に使っています．で，同じ debian マシンに kodi を入れて録画した物を見ています．

最近，chinachu がアップデートされて

VAAPI によるストリーミング時のHW支援に対応 (Intel, AMD, NVIDIA)
systemd 対応 (pm2)

とのことだったので chinacu のホームページを見てました．

で，ふとそういえば，pvr.chinachu って入れたことがなかったなぁと思い出し，ものは試しにと導入してみました．pvr.chinachu は kodi から chinachu 経由で TV を見るためのプラグインですね．導入すると kodi の TV メニューが使えるようになります．

ということで git clone して ./bootstrap & ./configure & make．

あ，手元の kodi は 16.1 だったので pvr.chinachu は v3.3.0 を使っています．kodi 17 であれば master で問題ないかと思います．

で，出来た zip を kodi のプラグインメニューからファイル指定をしてインストールしました．pvt.chinachu の設定方法は https://github.com/Harekaze/pvr.chinachu/wiki/Configuration あたりに書いてあります．kodi の設定 > TV > LCD を enable にしないと TV メニューが出ないことに気づくのに少し時間がかかったのは内緒．

ということで，無事，kodi から chinachu をバックエンドに使って TV 視聴できるようになりました．

メニューはこんな感じ．

テレビ視聴画面はこれ．

番組表はこんな感じ．

プラグインを入れるとリアルタイムで TV を見ることが出来るようになるだけかと思っていたら，録画予約確認とか予約したファイルの確認，番組表の確認とかも出来たんですね．全然，知りませんでした．ちょっと関心．リアルタイムでテレビを見る事ってことはほとんどないので，プラグインって必要ないかなと思ってこれまで放置していましたが，予約関連だけでも便利に使えますね．ここまで出切ればもう普通の録画機とかテレビは必要ないって感じがします．

でも，現状，PC 用のテレビチューナーの選択肢があんまりないのが痛いですね．PLEX の PX-W3U4 とかは linux では使い物にならないみたいだしね．ホームページからは linux ドライバファイルが消されたまま...．このまま放置されてしまいそうかもね．