いつのまにか QNAP NAS で動かしていた twonky server が動作していないみたい.
最近は主に samba 経由で使っていたので全く気がついていませんでした.
OS のアップデートを繰り返していたら,どこかのバージョンでダメになった様子.
ちょこっとしらべてみたら twonky server で使っている 9000 番ポートがデフォルトで塞がれてた感じなのかな?プロセスを調べてみたんだけどサーバー自体は動いているけど,ポートが塞がれているので通信できないっぽい.
ポートを開ければ使えるかなと思ったんだけど,どこの設定で塞いでいるか探しきれず.firewall はいれてないつもりなんだけど.
バージョンは 8.5.2 を使ってたんだけど,デフォルトポートを変えてみようかと思って少し探してみたら /share/CACHEDEV1_DATA/.qpkg/TwonkyServerEU/ 以下にアプリはインストールされていて app/twonkyserver.ini 中で
httpport=9000
な感じでポート設定されているようなのでここを変更してサーバー立ち上げ直し.
twonkyserver-log.txt に出力されているログを見るとポート番号変わったみたいだけど,通信できないのは相変わらず.うーむ.
...
docker を使って別ポートに振れないかなとも思ったけど,少し試してみた感じうまくいかなかったです.深くは追求してないけど,なんでだろう.
...
まぁ,詳細は追々調べることにしてとりあえず,DLNA サーバーを twonky server から serviio に変更してみることにしました.QNAP NAS デフォルトの DLNA 機能でもよかったんだけど,あんまり使い勝手が良くない感じなので別アプリを選択.
serviio は https://serviio.org のあたりにあります.twonky と違ってちょくちょく更新されているので少し安心かな.
アプリ自体はホームページの DOWNLOAD メニューから QNAP 用のファイルをダウンロードしてインストールする形です.使っている QNAP の CPU アーキテクチャに合わせてダウンロードするファイルを選ぶ必要がありますので間違えないようにしましょう.
ダウンロードした後は,QNAP NAS の AppCenter を開いて「手動でインストール」からダウンロードしたファイルを選択すればオッケーかな.デジタル署名の警告が出ますのでそれぞれ自分で判断してください.
インストール後,serviio のアイコンをクリックしてアプリを立ち上げ.
右上の「English」を「日本語」に変更.
左側の「ライブラリ」>「共有フォルダ」で「追加」をクリックしてファイルが入っているフォルダを追加.通常使われている Multimedia フォルダは /share/Multimeia にあります.
あとは「配信」「メタデータ」「表示」などを自分好みにカスタマイズすれば良いでしょう.
な感じで使えるようになるかと思います.
一応,このソフトには無料ライセンスと有料ライセンスがあります.
https://serviio.org/buy-pro あたりに記載がありますが,有料ライセンスは USD 25 です.バージョンが 2.x の間は同じライセンスが使い続けられるみたいですね.
インストール後,14日間は有料ライセンスの機能が使えますので,試してみて必要あれば有料ライセンスを購入すれば良いと思います.普通に DLNA 機能を使うだけなら無料で使えます.無料版と有料版の機能比較は https://serviio.org/buy-pro/10-uncategorised/60-free-vs-pro にあります.
バージョンアップをする場合には,初回インストール時と同様に serviio のサーバーからパッケージファイルをダウンロードしてインストールすれば,設定が保持されたままバージョンアップされました.ただし,私の環境の場合はそうなりましたってことですので,各自自己責任で作業してください.
ということで,とりあえず DLNA サーバーの設定終了.
twonky と表示項目は異なりますが,serviio を使った DLNA サーバー経由で普通に使えるようになりました.:-)
機能的には twonky のほうが豊富な感じはしますが,serviio は基本機能は無料で気軽に使えるのでよしとしましょう.