Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

オライリー本の電子書籍

UNIX 使いには割と御用達のオライリーの書籍ですが,初めて電子書籍で購入してみました.

基本的にオライリーの本はこれまでは紙で購入していたのですが,今回はオライリー電子書籍が実際にどんなものかを試してみたかったので電子書籍を選択してみました.

オライリー本の電子書籍ですが,日本語公式サイトから購入できます.また,基本的にすべて DRM フリーです.ファイルフォーマットは基本は pdf のようですが,書籍によって pdf だけではなく,mobi とか ePub のものもあります.また,書籍を一度購入すれば,その書籍に色々なファイルフォーマットがあった場合,どのフォーマットのファイルを何度でもダウンロードできるようですね.

ということで試しに購入.

まず,最初にアカウントが必要なので作成.その後,普通に Ebook のメニューから書籍を選んで購入.PayPal で決裁.メールが届いて,「ここからダウンロードできますよ」みたいに書いてあるのでそこからダウンロードします.また,同時にホームページの Ebook > Bookshelf に購入した書籍が表示されるようになりますので,そこからダウンロードしてもオッケーです.

今回,Kindle Voyage で読みたかったので mobi 形式でダウンロード.MacKindle を USB ケーブルで接続して,そのファイルを Kindle の方にコピー.無事,Kindle で表示できて,読む事が出来ました.

と,手順はこんな感じかな.

気分的に DRM フリーというのは楽ですね.また,いろんな形式でダウンロードできるのも,自分で形式変換する必要がなくなるので好印象です.ほとんどの電子書籍の場合,DRM 制限がかかっていますが,やっぱり DRM フリーの方がいろんな事を考えなくていいので気軽に購入できます.

DRM フリーといえば,技術評論社の電子書籍DRM フリーの物が多いのでたまに利用しています.けど,基本 pdf ってところがちょっとイマイチかなって感じもしています.

でも,電子書籍って流行ってるのかなぁ?って疑問に思う事がよくありますけど実際どうなんでしょうか?技術評論社の方と話をすると,定期購読物は結構出てますよとは言いますけどね.

私自身は漫画や,ちょこっと読みたいものは電子書籍で購入しますが,ずっと持っておきたい書籍や,ぱらぱらと辞書的に見る事が多い物は紙の本を購入するので,結局,紙の書籍が圧倒的に多いです.購入書籍全体の1割程度が電子書籍かなって程度.

今回は試しにオライリー本の電子書籍版を購入してみましたが,今後も電子書籍版を購入するかって言われるとやっぱり微妙な感じ.オライリーの書籍ってぱらぱらと見る事が多いので,やっぱり紙の方が便利かなと思うんだよな.

まぁ,Kindle は割と使いやすいと感じていて,Kindle2 の頃から使ってますので,まぁ,私自身は電子書籍を購入しなくなることはないとは思いますが,市場が先細りにならないことを祈っています.

ちなみに今回購入してみたのは Web API の書籍です.

Kindle Voyage Wi-Fi、キャンペーン情報つきモデル、電子書籍リーダー
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Web API: The Good Parts
水野 貴明
オライリージャパン