ぼちぼちと Plamo のソース一式を修正して,野良パッケージ (野良ディストリビューション?) を作成.
いつまで続くのか.
いじってる野良パッケージのビルドスクリプトは https://github.com/t-matsuki/Plamo-mysrc,バイナリは https://circle2.org/pub/ にあります.
相変わらずバージョン 0.2 として締めるための作業中.
前回書いたように,とりあえず作成した iso で大きな問題もなさそうなのでそのままリリース版にしました.細かいところで気になるところはあるけど,いじってるとキリがなさそうなので,まぁ良いかなと.
https://circle2.org/pub/Plamo-nora-0.2/x86_64/
https://circle2.org/pub/Plamo-nora-0.2/x86/
https://circle2.org/pub/isos/Plamo-nora-0.2_x86_64_dvd.iso
https://circle2.org/pub/isos/Plamo-nora-0.2_x86_dvd.iso
インストール方法は Plamo と同じなので省略します.
主な収録パッケージは
- kernel 4.17.15
- glib 2.27
- gcc 8.2.0
- llvm 6.0.1
- emacs 26.1
- gimp 2.10.4
- firefox 61.0.2
- thinderbird 60.0
- KDE framework 5.48.0 / KDE plasma 5.13.3 / KDE applications 18.04.3
- texlive 20180414
- libreoffice 6.1.0.3
- mate desktop 1.20
- lxqt 0.13
な感じ.
既知の不具合としては下記のような感じかな.
インストール時にブートローダーのインストールに失敗する場合があります.その場合はインストール終了後に
% chroot /mnt
% /sbin/grubconfig
してください.再起動しちゃった場合には iso で再び立ち上げてインストールした root パーティションを /mnt にマウントして同様のコマンド実行でオッケーです.
Ryzen G に 32bit 版を入れると X が動作しない.解決方法は今のところ不明.64bit 版を使ってください...._o_
firefox とか thunderbird は (意図的に) 日本語ロケールを含めていません.必要な場合には個人設定で入れてくださいな.:-)
ARM 版 (正確にはラズパイ版かな) の方は粛々と作業していますが,時間を見て途中で切り上げてリリース版にしてしまうかもです.あまりに実機でのコンパイルに時間がかかりすぎるので....やっぱりクロス環境なりを考えないとダメかもね.
次のバージョンに向けての todo は
- glibc アップデート
- インストーラーをスクリプト作成できるように
- パッケージファイルのチェックサム対応 (or 署名対応)
- Plamo nora からの名称変更
- PackageBuild スクリプトの記述方法変更 (同一ディレクトリ内ですべてのアーキのパッケージが作成できるように)
- cinnamon 追加
- contrib/Virtualization を Plamo にできるだけ追従させたいな
- カテゴリの整理 (コンパイラ関係が肥大しているので 01_minimum 以下から 13_devel なりに分離した方が良いかも)
- eudev への差し替え
- arm の 64bit 対応
等々をやっていければなぁと.全部やるとは限らないけど,理想は大きく....
まぁ,そんな感じです.