Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

ラズパイにつなげるための USB HDD を調達したけど電源が安定しないのでY型ケーブルを

手元のラズパイですけど,USB に 2.5inch HDD をつなげて使ってます.

以前も書きましたが,ラズパイ2で 120GB の PATA な HDD を利用.ラズパイ2ではデフォルトでは USB 端子の電源容量が足りないので補助電源端子付きの HDD ケースを使ってました.けど,最近はさすがに 120GB では容量が足りなくなってきたので新しい HDD に入れ換えようかなと.

PATA な大容量 HDD は持っていないので,SATA な HDD に入れ換え.ついでに,環境もラズパイ2からラズパイ3に入れ換え.ラズパイ3になるとデフォルトでの電源供給も余裕が出てるので,普通の 2.5inch USB HDD ケースを使えば良いかなととりあえずその状態で使ってみました.普通に電源を入れて軽く使ってみた感じでは問題なく動作.

けど,HDD の読み書き負荷をかけるとやっぱり不安定になってしまいますね.デフォルトでは 1.2A の供給能力はある見たいだけど,やっぱり HDD を使うには足りないかな.Linux だとディスクのファイルシステムに不整合が発生してしまうらしく,OS がそれを検知して,その USB HDD をリードオンリーにしてしまうみたいですね.

電源が足りる・足りないってのは使っているハードディスクにも依存するかと思いますので,一概に全部ダメって訳ではないかなとは思います.ちなみに手元で使っている HDD は東芝MQ01ABD100.スペック的には 0.55 W Typ. って書かれてますね.

ということで,どうしようかなと思って 2.5inch SATA HDD のケースを少し漁ってみたけど,補助電源端子付きのケースは見当たらないみたい.仕方ないので,Y型の電源供給可能な USB ケーブルを使ってみました.

そうしたらなんとなく安定してる感じ.当然,電源供給側の USB 端子はラズパイの USB 端子ではなく,別途用意した電源専用の USB から供給しています.はい.

このケーブルを使う前には 30分 位使ってると HDD エラーとかになってたけど,このケーブルにして数日稼働させてるけどとりあえず大丈夫みたい.

ってことで,ラズパイ3では USB 電源供給能力が強くなったので USB HDD も普通に使えるようになったかなと思ったけど,結局,HDD には電源供給した方が安心して使えますねって話でした.

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