ぼちぼちと Plamo Linux 6.x のソース一式を修正して,qbilinux という linux ディストリビューションを作成.
いつまで続くのか.
いじってる qbilinux のビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ にあります.
インストーラーの更新よりパッケージ更新の方が楽なのでインストーラーの作業がどうしても後回しになってしまう.
ということで,パッケージを色々と更新.主にセキュリティフィックス回りと,手元の環境で不具合があったものをリビルドついでに最新バージョンにアップデートしてるって感じ.
一方,インストーラの方は少しずつ作業してようやく目立った不具合はざっと修正したつもり.
残っている大きな問題は NVMe のブートローダー対応 (grub) かな.試行錯誤しながら手動で grub コマンド叩いてもブートできないので,イマイチ対応方法が判ってないんだけどね.kernel ブート途中で root がないってこけちゃうんだよな.検索してみてたら NVMe の場合は認識に時間がかかるから rootwait を入れたら良いよって書いてる記述は見つけたけどそれでもダメっぽい.ただ,VirtualBox 上でチェックしてるから,やっぱり実機でチェックした方が良いかなぁと思っていたり.
その辺りも含めてもう少し確認してみるかってところ.
他には,以前書いていたネットワークインターフェイスまわりは Predictable Network Interface Names に対応させようかと思っていましたが,時間がかかりそうなので,これまでの eth0 に固定するように仕込んでしまいました.
ということで現状をまとめて armv7l, aarch64, x86, x86_64 版の iso, sd イメージを作成.https://qbilinux.org/pub/isos-current/ 以下に転がしています.
qbilinux-0.3a3_aarch64_20190412_sd.img
qbilinux-0.3a3_aarch64_20190412_sd.img.sha256
qbilinux-0.3a3_armv7l_20190412_sd.img
qbilinux-0.3a3_armv7l_20190412_sd.img.sha256
qbilinux-0.3a3_x86_20190413_dvd.iso
qbilinux-0.3a3_x86_20190413_dvd.iso.sha256
qbilinux-0.3a3_x86_64_20190413_dvd.iso
qbilinux-0.3a3_x86_64_20190413_dvd.iso.sha256
バラした中身は https://qbilinux.org/pub/qbilinux-current/ 以下ね.
あんまりチェック出来ていないですが,まぁ人柱用と言うことでよろしくお願いします.少し試した感じでは,まだまだ不具合ある感じ.aarch64 はライブラリが...という感じでまだ動かないみたい.
今後の予定としては,インストラーまわりは今のを基本に上記に書いた NVMe のブートローダ問題とまだ残ってる問題を修正してとりあえずそれでフィックスかなと.eudev に差し替えとかネットワーク周りとかを本来の形にするのは先送りと言うことで.
あとはパッケージでビルドにこけてるものを少し調整して一旦リリースにしようかと思っています.
あ,x86_64 の iso が DVD の容量を超えてる問題は conrtib 以下に突っ込んでる arm 用のクロスコンパイル環境を同梱するのを辞める形で(今後は)修正します.このあたりのビルドスクリプトはどこにも公開してないし.
また Plamo とは別物という形にするために Plamo って記述も徐々に削除しています.目立った記述は修正できたかなと思いますが,まだ少し残ってる感じだなぁ.
最後に web サイトの方の話ですが...
サイトに使っているハードディスクが足りなくなったので,Plamo-nora-0.1 の iso などは削除しました.現状のサイトはレンタルサーバー上に構築しているので転送が大量に発生すると帯域制限などがかかりますが,その問題も近いうちに修正します.
ドキュメントも作らないと....自分でも作業内容忘れてしまいそうだからなぁ....
考え始めると色々やらないといけないことは多いけど,まぁ少しづつ片付けていきたいと思います.
とりあえずそんなところかな.