Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Plamo Linux の野良パッケージ作成(その49): KDE さらに調整と公開バイナリについて

ぼちぼちと Plamo のソース一式を修正して,野良パッケージ (野良ディストリビューション?) を作成.

いつまで続くのか.

いじってる野良パッケージのビルドスクリプトhttps://github.com/t-matsuki/Plamo-mysrc,バイナリは https://circle2.org/pub/ にあります.

前回,スナップショット的な iso を作成してみましたが,新規インストールで詳細な動作確認をしてみたら KDE がダメダメですね.ということで修正.作業しているといろいろなライブラリのゴミが残ってしまうので,どうしても新規インストール状態とつじつまがあっていない個所などができてしまいます.注意はしているんだけどね.

コンテナやクリーンな仮想環境でパッケージング作業するなどの形にすればいいんだろうけど,立ち上げが面倒なので,つい....

ついでに armv7_hf なバイナリも新しいものに更新.ただし,まだビルド途中なので,パッケージ数が過去に比べてかなり減っています.ちなみに,armv7 な環境のパッケージを持ってきても,要求する glibc が異なるので動作しないかと思います.armv7 な glibc も持ってくれば...動作しそうな気もするけど,hf 対応/非対応な glibc を同居させた場合の動作確認はやったことがないので,どうなるかは不明です....:-)

この状態で,iso や sd 用イメージを作り直して,公開しているバイナリを更新して...って作業をしていましたが,バイナリ更新作業の途中でミスってます.

うーむ,痛恨.

一部,iso や sd 用イメージファイルが消えていたり,途中までのファイルになっているようですが,それ以外のファイルはおそらく大丈夫かと._o_

とりあえず復旧作業を今晩にでも行います.

あ,新規インストール時に grub のインストールが失敗する状況はまだ修正していないので,新規インストール時には手作業で修正する必要があります.はい.

一応,インストール終了後にすぐに再起動するのではなく,手作業で

% chroot /mnt
% /sbin/gruconfig

なコマンドを実行すれば grub の設定ができるみたいですが,grubconfig 実行時の表示が文字化けしています.適当に選択肢を選ぶと他のパーティションに影響を及ぼす可能性もありますので,その辺りは自己責任でお願いします.この作業を行ったせいで,ほかのパーティションのデータを飛ばしてしまっても,私自身は何の責任もとれません.

あと話が変わりますが,久しぶりに技評のページにこじまさんが書かれている Plamo Linux 関係のコラム http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/ganshiki-soushi が更新されているみたいですね.今回は Plamo 7.0 に関して書かれているようなので,興味のある方はどうぞ.

そのコラムに関係しますが,この野良環境は Plamo 6.x をベースにしているので,昔からの Plamo Linux 環境のしがらみを引きずりまくってます.追々,sysvinit まわりは Plamo 7.0 と同様に LFS 準拠にしたいなとは思ってますけどね.

一応,そんな感じです.