ぼちぼちと Plamo Linux 6.x のソース一式を修正して,qbilinux という linux ディストリビューションを作成.
いつまで続くのか.
いじってる qbilinux のビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ にあります.
github に installer というブランチを作って現状のインストーラまわりを push していましたが,ざっと動作確認しましたので master の方に merge して iso イメージと sd イメージを作成しました.ただし暫定で udev を使ってます.
https://qbilinux.org/pub/isos-current/qbilinux-0.3a1_armv7l_20190326_sd.img
https://qbilinux.org/pub/isos-current/qbilinux-0.3a1_armv7l_20190326_sd.img.sha256
https://qbilinux.org/pub/isos-current/qbilinux-0.3a1_x86_64_20190326_dvd.iso
https://qbilinux.org/pub/isos-current/qbilinux-0.3a1_x86_64_20190326_dvd.iso.sha256
とりあえず x86_64 と armv7l 環境のみ.インストーラーに linux_firmware ファイルは含めていません.x86, aarch64 用イメージは追って作成します.
ともにインストーラーなので動作させるためにはインストール作業が必要になります.インストール方法はこれまでと同じ.(Plamo 6.x と同じ)
含まれているファイルは https://qbilinux.org/pub/qbilinux-current/ 以下の x86_64, armv7l です.
ざっと virtualbox (x86_64) と raspberry pi 2 で新規インストールできることは確認しています.ただし,x86_64 環境で grub が上手くインストールできないのは相変わらずなので,インストーラーでインストールした後に手作業で grub のインストールが必要になります._o_
パッケージのリビジョンとかがまだ不安定だったり,いろんなアプリで動作しない物も混じってますが,まぁこんな感じになりますよってレベルの物だと考えて貰って良いかと思います.普通に使う環境周りのツールは問題なく(?)動作しているみたいです.実際に開発作業などはおこなっていますので.:-)
まだまだ Plamo の文字があちこちに残っていますが,徐々に削除していきます.
参考までにインストーラーのビルドスクリプトは admin/mkinstaller.sh で使用しているファイル類は boot 以下にあります.あらかじめ boot/package 以下のパッケージを各アーキテクチャ分用意しておけば,異なるアーキテクチャ上でもインストーラー作成,イメージ作成は出来ます.実際に armv7l 用のインストーラーと SD イメージも x86_64 環境上で作成しています.
ディストリビューション全体を構築するためのドキュメント類は手元で徐々に書いてますが,まだホームページの方には上げてないです.興味のある方 & 質問のある方は今は直接質問してください.全体を構築しているスクリプト類は (見落としがなければ) すべて github の方に上げてあるつもりです.
これをたたき台にしてインストーラーは
- udev を eudev へ差し替え
- grub 不具合修正
- ネットワーク設定スクリプトの調整
- パーティション設定まわりの調整
- 不要なファイルの削除や調整で少ないメモリでも動作するように調整
- Plamo のバイナリをコピーしているのを自前で作成するように
パッケージは
- 動作していないものを調整
- 必要ない物を削除
な感じで調整するかなって感じ.
あ,上記の iso は暫定なので,そのうち消す or どんどん更新するかもしれないので悪しからずです.はい._o_
...だんだん面倒になってきたので,インストーラーはとりあえず udev のままでも良いかもなと思っていたり.^^;
G/W までには一度締めたいなと思っています.
まぁ,簡単ですがそんな感じかな.