Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Plamo Linux の野良パッケージ作成(その62): 0.2 向けにフリーズするか

ぼちぼちと Plamo のソース一式を修正して,野良パッケージ (野良ディストリビューション?) を作成.

いつまで続くのか.

いじってる野良パッケージのビルドスクリプトhttps://github.com/t-matsuki/Plamo-mysrc,バイナリは https://circle2.org/pub/ にあります.

早めに 0.2 を出した方が良いかなということで,ソフトのアップデートはそろそろフリーズさせるかなと.

手元で修正していた内容も,ほぼすべて github の方には push したつもり.

で,普段は x86_64 環境で作業をしていますが,他のアーキに反映できていないパッケージのビルドをぼちぼちと.

けど,相変わらずアーキが変わるとコンパイルが通らなくなるものがありますね.毎回,これに悩まされます.アセンブラとかで引っ掛かるものならまだ判りやすいんですけど,特定アーキだけ「Makefile が間違ってます」みたいなメッセージでエラーで落ちるとパッと見は意味不明なんだよなぁ.追っ掛けるのに一苦労になります.

ちなみに,arm よりも x86 (32bit 環境) で悩むことが多いです.はい.

0.2 ですけど,先日書いた変更の他に,先日リリースされた gcc 8.2.0 は特に問題なく動作している感じなので取り込もうかなと思ってます.試行錯誤途中だった lxc まわりは調整に時間がかかりそうなのでとりあえず見送る予定.openssl 1.0.x の排除も途中までの状態になるかと思います.

kernel は 4.17 系かな.

Plamo の野良パッケージって名前から名称変更したいなという件も次回以降に見送ります.

インストーラーはスクリプトで作り上げる形にできれば修正したいなぁと思っていますが,どこまで出来るかなぁ.

その他,細かい点ですけど...

arm 用は現在は armv7l アーキで全体を構築しているので ラズパイ2 以降でないと動作しません.Plamo の ARM 版を引きずっている影響です.はい.

それだとちょっと悲しいので,ラズパイ1 とか ZERO / ZERO W も救えないかなと,とりあえず gcc の指定アーキを armv6 にしてみました.その状態で様子を見て今後を考えようかなと.

x86カーネルは config の設定を 686 から 586 に変更しました.こちらも 586 アーキな Pentium / MMX Pentium などを救いたかったからです.バイナリ入れ換えをするかどうかは状況を見ながら判断します.

そんな感じのものですが,現在の手元のファイルを https://circle2.org/pub/Plamo-nora-current/ にアップしておきました.作業途中で rsync したので足りないパッケージがあるかもしれないですけど.

余談ですが,サーバーディスクの容量が不足しているし,arm の soft fp 版はもうメンテをおこなっていないので 0.2 を出したら web サイトの方から削除します.もしかしたら容量次第で 0.0 の iso も削除しちゃうかもです...手元のファイルは残しておくつもりですので,サーバー移転の際には復活させるかもしれないですけど,とりあえず削除と言うことで._o_

まぁ,そんな感じです.