Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Plamo Linux の野良パッケージ作成(その42): ビルドスクリプトのファイル名変更とビルドやり直し

ぼちぼちと Plamo のソース一式を修正して,野良パッケージ (野良ディストリビューション?) を作成.

いつまで続くのか.

いじってる野良パッケージのビルドスクリプトhttps://github.com/t-matsuki/Plamo-mysrc,バイナリは https://circle2.org/pub/ にあります.

基本的な ARMv7 hardfp 対応は終了した感じなので,そろそろ Plamo の野良パッケージって名前も変更した方が良いかなと思ったのでビルドスクリプトの名称を変更.ついでにパッチレベルの数字もリセット.

で,確認のためにフルビルドやり直し中.

x86_64, x86 は特に大きな問題なく通る感じ.少し前に glibc をアップデートしたんだけど,その影響で所々でコンパイルに失敗するみたいなので少し修正&調整は必要みたい.ついでに,新しい glibcgcc, llvm などに更新.マイナーアップデートなので大きなトラブルもなく差し替え終了.

ついでに色々と調整してるけど,ずっと前から KDE が上手く動作しないなぁと思っていたら plugin 周りでエラーになって居るみたい./usr/lib64/plugin にプラグインファイルがあるんだけど./usr/lib64/qt/plugin 以下を探しに行ってる雰囲気.どうしてこうなったんだろう....

一方のラズパイでもフルビルド作業.

ずーっと気になってた OpenGL 周りの整理もついでにやろうかなと MesaLib を削除して,www.raspberrypi.org の方で配布している OpenGL ES を使う形にしようとしたら大はまり.xorgコンパイルできない雰囲気だなぁ.やっぱり,素直に MesaLib も共存させた方が良いのかなぁ...と少し思案中.

そんな感じの作業途中の状態ですが,https://circle2.org/pub/Plamo-nora-current/ 以下のパッケージを更新しておきました.ついでに isos-current ってディレクトリを作成して currnet を iso 形式にしたものを作成.少し確認してみましたが,現状では x86_64 の iso しか使い物になりませんね.一応,x86_64 のイメージで新規インストールが出来ることは確認しています.x86 とか armv7_hf の iso の調整とか sd image の作成は追々という感じで.

参考までに現在収録している物は plamo 以下は

な感じ.contrib の方には LXQt 0.12.0, Kodi 17.6 とか.

KDE 周りはもう少しいじるかもしれませんが,この状態で一通り作業終了したところで一旦固めようかなと思っています.

2018/2/22 追記)

https://circle2.org/pub/isos-current/ 以下の x86 イメージで新規インストールが出来るように調整&確認しました.