Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Plamo Linux の野良パッケージ作成(その47): KDE 調整

ぼちぼちと Plamo のソース一式を修正して,野良パッケージ (野良ディストリビューション?) を作成.

いつまで続くのか.

いじってる野良パッケージのビルドスクリプトhttps://github.com/t-matsuki/Plamo-mysrc,バイナリは https://circle2.org/pub/ にあります.

その45 で KDEコンパイル通らなくなったって話を少し書きました.

ということで,KDE の調整作業.

新しい KDE framework が出たのでそちらを使ってみたけど,相変わらずのエラー.最初は KDE framework / Plasma の方にパッチを作らないといけないのかなぁと思っていたけど,どうやらいくつか KDE framework のバージョンを経ても状況は変わらないので Qt 側がまずいみたいだな.KDE Plasma の方も同じようなエラーで止まってしまうし.

ということで,クイックハック.根本的な修正は後回しにして,とりあえずコンパイルが通る程度に修正しました.昔のパッケージビルドスクリプトのまま,Qt 5.10.1 を作ったのが原因なのかなぁと思ってるけど,詳細は追々チェックすることにします.KDE framework 5.44.0 あたりから Qt 5.9.x 系はサポートしなくなってるので Qt 5.9.x 系を使うという選択肢はとれないです.はい.

そんなこんなで KDE framework 5.45.0 と KDE Plasma 5.12.4 を x86_64 環境でビルド.無事,KDE 環境も復旧しました.

軽く動作確認してみましたが,所々でエラーは出るけど通常使う分にはそれほど困らない感じには出来てるかな.

KDE Application の方はほとんど作ってないけど,現状 18.04 が RC なのでリリースされたら考えることにします.

次はインストーラ周りの調整をしないと.

とりあえず,そんな感じ.