Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Plamo Linux の野良パッケージ作成(その41): ARMv7 hardfp 対応の現状

ぼちぼちと Plamo のソース一式を修正して,野良パッケージ (野良ディストリビューション?) を作成.

いつまで続くのか.

いじってる野良パッケージのビルドスクリプトhttps://github.com/t-matsuki/Plamo-mysrc,バイナリは http://circle2.org/pub/ にあります.

最近はぼちぼちと ARMv7 hardfp 対応をやってます.そのせいで x86/x86_64 の方は放置状態になってます.:-)

あ,ラズパイ2/ラズパイ3 用の hardfp 対応ね.

X の基本まわりくらいまで作り直した感じ.やっぱりフルビルドは時間がかかりますね.おまけに依存関係があるんだけど,現状では単純なバッチ処理では作業できなくて,ある程度手作業でやってるのでちょっときつい.ある程度環境が整えばバッチ処理できるようになるので作業時間は短縮できるんだけどね.以前にも書いた気がするけど,そのあたりは同じ作業を何回もしてる気がするので,ちょっと簡単にビルドできる仕組みなりを作らないとダメだなと思っていたり.

ということで,現状の手元のパッケージ一式を http://circle2.org/pub/Plamo-nora-current 以下においておきました.arm ディレクトリ以下が作年末までいじってた armv7 softfp 環境で armv7_hf 以下が新しく作り直している hardfp 対応のパッケージです.

一部,ビルドに失敗しているパッケージもまぎれているので動作の制限はありますけど,ラズパイ2/ラズパイ3 に新規インストールしてスタンドアローン状態で X が立ち上がるくらいまでは動作確認してあります.ネットワーク接続はラズパイからのアクセスは問題ないですが,外からラズパイにアクセスすると tcp_wrappers がまともに動作しない気がするのでログインできないかも.

まぁ,その辺りはぼちぼちと修正していきます.

それにしても,以前まではクロス環境でビルドしていたんだけど,ある程度パッケージができた時点で新規インストールしてパッケージを作り直していますが,クロス環境だと問題なかったけど,新規インストールすると動作しなくなるパッケージがポツポツあって最初のうちはちょっと困った状態になりました.いろんなコマンドが動作しなかったので復旧させながら作り直す感じ.まぁ,何かのコンパイル順番がまずかったんだと思うんだけど、たまにしかやらない&そのとき一度しかやらない作業なので毎回適当な手順になってしまうんだよな.一度,ちゃんとメモとかとりながら作業した方がいいとは思うんだけど,どうしてもその手間を惜しんでしまう.

で,作成している Plamo 野良パッケージに関してですが,今後は arm ディレクトリの方は更新しない予定です.なので,そのうち削除する予定.いかんせん,私自身がもう使わないので....:-)

まぁ,現状そんな感じですかね.はい.