Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Plamo Linux の野良パッケージ作成(その27)

ぼちぼちと Plamo のソース一式を修正して,野良パッケージ (野良ディストリビューション?) を作成

いつまで続くのか.

いじってる野良パッケージのビルドスクリプトhttps://github.com/t-matsuki/Plamo-mysrc,バイナリは http://circle2.org/pub/ にあります.

引き続きラズパイ用をごにょごにょ.

一通りさっくり動く程度までコンパイルを通しました.ってことで X が動作.ちょっと面倒だったのでカーネルだけは Plamo 用の物をそのまま使ってます....はい.:-)

ということで,これがラズパイで動かしてる xfce の画面.一応,uname コマンドでラズパイだよということを示しているつもり.

7inch モニターを使ってるのでちょっと画面が小さくてドットが荒いのはご愛敬.作業用に繋いでるもモニターがこれなんでね.当然大きなモニターを使えば普通に大きく表示できます.Plamo カーネルを使っているのでコンソールで日本語表示できますね.コンソールで w3m を使って google.com を表示させるとこんな感じかな.

このあたりは Plamo のラズパイ用と同じですね.

で,ついでに Afterstep と MATE,Qvwm の画面も.一応,Emacs 上で日本語入力もできる程度にはしてます.firefox とかはビルドに時間がかなりかかるのでまだありません.

まぁ,当然ですけど,見た目は x86/x86_64 版と変わらないです.

あと,写真の周りが暗いのは映り込みを防ぐために部屋の電気を消して撮影したからです.普通に明るいところで写真を撮ってみたら,周りの状況が思いっきり映り込んでたので....

今後は引き続きビルドエラーになってるパッケージを修正していく予定ですかね.

取り急ぎそんな感じです.

あ,使う人はほとんどいないとは思いますが,念のため注意点を.

現状,ラズパイ3では動作しません.ラズパイ2専用ですね.

また,パッケージのビルド等の作業は一括でスクリプト処理しています.かつ,そのスクリプト中では出来上がったパッケージが壊れている or 壊れていないの判断をしていません.上記のラズパイ用で使ってるパッケージ類はすでに web 上 (http://circle2.org/pub/Plamo-nora-current/arm) に転がしていますけど,そんな理由で壊れているパッケージも多少 (沢山?) 混じってます.壊れているものをインストールすると,最悪,再インストールが必要になりますので使う方は注意してください.

なお,パッケージが壊れているかどうかの判断は,パッケージの中を少し見ただけではわからないものもあります.依存関係を壊してしまったり,関係ないところのパーミッションを書き換えてしまったりするという感じの壊れ方になっています.

追々,問題なく使える程度まで修正して,インストーラーと実行環境のイメージは作成するつもりですので,試して見たいけど上記が怖い方はそれまでしばらくお待ちください.

インストーラ自体は Plamo のものがそのまま使えますので,Plamo のラズパイイメージ中に含まれる plamo ディレクトリをざっくり入れ替えれば普通にインストールはできます.最小環境 (00_base, 01_minimum) を使うくらいなら現状の収録パッケージには問題はなかったかと思います.02_x11 以降に壊れているパッケージが紛れている感じです.はい.

Raspberry Pi 2 Model B
Raspberry Pi
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