Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

フレッツ光での3回線以上の複数電話回線契約

フレッツ光で複数電話回線を引いて使用中.これまでは電話番号を2番号2回線を契約して使用していました.1回線1番号を電話専用に,もう1回線1番号を電話/FAX共用で利用という形でした.

FAX と電話を共用にしていると,電話が鳴って出たら FAX だったってことが頻繁にあるとちょっとイライラする.今回,電話回線を2回線から3回線に増やして FAX 専用の電話番号を作ろうかなと思って NTT に連絡してみました.

そうしたら,一般家庭用契約は2回線までの契約しか出来ないらしい.確かに今,レンタルしている機器のポートを確認すると2回線しか電話を繋ぐポートがない.3回線を完全に個別に使う形になると法人契約にしないと出来ないって.

で,NTT の法人部門から改めて連絡が来ました.

普通のフレッツ光では100円で電話番号の追加ができますが.それは法人契約になっても変わらないみたい.でも,法人契約になると,法人向けの工事が必要になったり,基本料金の変更,各種電話機能(ナンバーディスプレイやボイスワープなど)の費用変更が発生するとのこと.そのため,工事費用も一般向けよりも全然高くなるし,毎月の支払いも増えるって事が判明.

気軽に申し込みしようかなと思ってたんだけど,ちょっと想定外.

詳細の内訳は省略しますが,参考までに記載しておくと,個人契約で2回線/2番号維持するためにはこれまで800円/月かかっていましたが,法人契約で2回線/2番号を維持するためにはは2,400円/月になります.ナンバーディスプレイを付けると個人向けでは400円,法人向けでは1,200円上がって,個人向けは1,200円/月,法人向けは3,600円/月になります.ナンバーディスプレイとボイスワープ,ナンバーリクエスト,迷惑電話お断りサーボスが含まれるエースプランってオプションを法人向けに頼むとさらに600円/月上がります.で,それぞれ100円/月で電話番号を増やすことはできますが,回線数は家庭用は2回線までしかダメって感じ.

また,家庭用から法人用への切り替え工事費用は16,300円とのこと.最初,エースプランのオプションは頼まずに,後でオプションを追加した場合でも工事費用は10,000円くらいかかりますと.また,建物に来ている回線種別によってはさらに回線種別の切り替え工事なども発生するために,さらに工事費用が必要になる場合があるようです.

結構高いねぇ.

上記はあくまで電話回線のための料金だけについて記載しています.フレッツ光のインターネット用の費用は当然別途かかります.また,マンションや戸建てなどの状況によっても工事費用などは色々と変わるみたいなので,個別の場合の費用詳細は NTT に問い合わせた方が良いかと思います.上記の費用はあくまで私の場合で,あくまで目安って感じで.

でも,法人向けの回線になると,電話機にビジネスフォンを使うと同じ電話番号で何回線も受け取れるようになるなどのメリットはあるみたい.でも,手元の電話機は普通の一般向けの電話機だし,そこまでの機能は必要ないし.

で,結局どうしたかって?

毎月の支払いはまぁ許容範囲内だったんだけど,工事費用のあまりの高さにとりあえず3番号/3回線にするのは見送りました.そのかわり,電話番号を1つ増やして3番号/2回線という形で契約.ひかり電話ルータの設定をいじって,電話に使いたい2番号を1回線に割り当てて,かけてきた電話番号によって呼び出し音を変える形にしました.残った1番号をもう1回線に割り当てて,そちらは FAX 専用に設定.この形だと2回線同時に電話機は使えないけど,とりあえずしばらく様子を見て,本当に2回線同時に通話が必要そうなら法人契約に改めて変更すれば良いかなぁと.2番号が同じ電話機になるので,当然,電話機を留守電にすると2回線とも留守電になってしまいます.なので,片方の電話番号だけ留守電にすることは出来ません.

と,そんなこんなで最終的にかかった費用は NTT 局内工事1,700円と1番号追加の100円/月アップだけとなりました.

回線と番号の区別がちょっとわかりにくいかもしれないけど,そんな感じでしたー.はい.