Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Plamo Linux の野良パッケージ作成(その59): 今後の予定

ぼちぼちと Plamo のソース一式を修正して,野良パッケージ (野良ディストリビューション?) を作成.

いつまで続くのか.

いじってる野良パッケージのビルドスクリプトhttps://github.com/t-matsuki/Plamo-mysrc,バイナリは https://circle2.org/pub/ にあります.

問題は色々とありましたが,一応,0.1 として締めたので今後はどうするかなぁと.

0.1 はしばらくはセキュリティフィックスと致命的な問題の修正くらいはやりたいなとは思っています.手元ではノートパソコンにいれて使ってるので.とりあえず firefoxthunderbird, mariadb, php あたりの更新は行わないと駄目だった気がする....

で,開発版の方はどんな感じにするのがいいのかな?

やらないと駄目かなぁと思いつつ放置していた todo として大きなものは

なところかな.それ以外には

  • ネットワーク回りの刷新 (isc dhcp -> kea dhcp とか bind どうするか,qpoper 入れ替え, net-tools 廃止など)
  • lxqt を conrtib から移動
  • Pentium も救いたいので,x86 版のアーキを i686 から i586 に変更.もしかしたら kernel だけでオッケーかも.要調査.
  • ARM 64bit (ARMv8) 版も作りたい
  • armv7l バイナリが動作するのなら Dynabook AZ 対応も

はやりたいかなぁとは思ってるけど,どれくらいできるのか.

以前,少しだけ書いたデスクトップ環境の Cinnamon に関しては一気にモチベーション下がり中.最近は,個人的に使うデスクトップ環境としては lxqt/lxde でわりと満足してるので.:-)

けど,Cinnamon 回りのライブラリを要求するソフトもボチボチあるみたいなので,多少のライブラリくらいは用意した方が良いのかなと.それとも MATE のライブラリ要求するものはほとんどないので MATE を削除して Cinnamon に入れ替えるか.

まぁ,追々考えます.

あ,別途,パッケージの最新版への追従はできるだけやっていきますよ.はい.

とりあえず,gcc とか llvm, rustc などを更新して,試しにちょっと古めになってるソフトとかの更新をやってみてます.新しいメジャーバージョンの gcc ってトラブルが多めなんだけど,8.1.0 の場合は今のところそれほどトラブルはない感じかなぁ.その他の llvm, rustc もわりとすんなり動作してる感じ.

0.1 の 32bit 環境を AMD GPU 環境 (A10) 環境で使うとブラックアウトするって問題がありますが,gcc 8.1.0 でビルドした kernel 4.17 に入れ換えてみたら症状は出なくなりました.0.1 では LTS ってことで 4.14 系を使ってたんだけど,0.1 も 4.17 系列を使った方が良いのかなぁ.でも,サポートを考えると触らない方が良いかなとは思うんだけど.

そういえば arm 版の gcc が現状では configuration がまずくってアセンブラコードのコンパイルで色々と引っ掛かることがあります.これも機会のあるときに修正しておかないとな.

ざっと,開発環境周りと kernel, その他,古くなっている物など,諸々を更新したパッケージを Plamo-nora-current の x86_64 の方に転がしておきました.0.1 のイントーラーで新規インストールできることは試していますが,ライブラリの辻褄が合わなくなっているので一部コマンド等が動作しなくなってます.

上記箇条書きの

  • openssl 1.1.x
  • カテゴリ分けの整理
  • lxqt を conrtib から移動

あたりはとりあえず対応した感じ(?)にはなっています.

python 周りもいじろうとして python のリンクを python3 に向けることでデフォルトを変更しようとしたのですが,少し調べてみるとディストリビューションによってデフォルトの指定方法はバラバラみたいですね.リンクは触らずに運用で python3 がデフォルトになるようにするものもあるみたいで,個人的にはそっちの方が良さそうに感じています.なので,とりあえずその形にしようかなと思います.要は今のままなんだけどね....:-)

とりあえず,そんな感じで.