Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Plamo Linux の野良パッケージ作成(その7)

ぼちぼちと Plamo のソース一式を修正して,野良パッケージを作成中.

昨日書いた件ですが,現在の Plamo Linux 6.x 系で使っている gcc 4.8.5 を使ってパッケージリビルド&一部パッケージを新しいものにアップデートしたツリーを http://circle2.org/pub/Plamo-nora-20161212/ に置いておきました.主には自分のバックアップ目的です.また,区切りとしておいているだけなので,今後は gcc-4.x 系列での作業は行いません.

なお,

  • 64bit 版しかつくってないです.
  • 新規インストールは試していません.手元で試しているのは Plamo がインストールされている状態から updatepkg でパッケージを置き換える方法だけです.
  • 一部,ライブラリのつじつまがあってないので動作しないコマンドがあります.基本となるコマンド類は大丈夫かと思っています.
  • ファイル一式は Plamo Linux 6.1 リリースと同じものを収録しているつもりです.一部パッケージはこちらの方が新しいものを使っています.
  • つくり直したパッケージのファイル名は *-P*m*.txz になっています.-P* の後に m* でローカルバージョンを打っています.m* がないものが Plamo のパッケージそのものです.何のことやらわかりにくいですね.aaa_base-5.0_64-noarch-P3.txz は最後のところが P3 になっているので Plamo のパッケージそのものです.acl-2.2.51-x86_64-P2m1.txz は最後のところが P2m1 になっているので Plamo の P2 パッケージをベースに私の方で変更を行ったパッケージです.P0m* とかになっているものが,Plamo よりも新しいバージョンのパッケージになっています.

今後は gccgcc-5.x 系に置き換えて,全ビルドやり直してから再びコンパイル通らないものを修正する感じかなと思っています.

ざっと,X が動作するくらいまで gcc-5.x でリビルドしてみたけど,コンパイル通らないものが増えている感じ.

github の方の更新はすこしづつ行います....というか,gcc 4.8.5 のビルド環境を github に一旦あげてから,gcc-5.x 用の修正を入れる形かな.