Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Oracle VM VirtualBox から VMware Workstation Player に VM 変換

Oracle VM VirtualBox から VMware Workstation Player に乗り換えようかと思って,構築していた仮想マシン(VM)を変換.

まず,Oracle VM VirtualBox から OVA 形式で仮想マシンをファイル変換して出力.その後,VMware でそれを取り込んで変換するという手順になります.

Oracle VM VirtualBox 上の VM をシャットダウンして,「ファイル」>「仮想アプライアンスのエクスポート」で変換したい仮想マシンを選んで,出力ファイル名を指定し,フォーマットは「OVF 1.0」形式で「エクスポート」.その後,VMware Workstation Player の方から「仮想マシンを開く」>Oracle で出力した ova ファイルを選択して「開く」.仮想マシンの名前と,保存するパスを指定して「インポート」.一回,インポートに失敗しましたと表示されるので「再試行」をクリックで,インポートできます.

VM 全体を一回ダンプして,再び取り込む作業になるので,VM のサイズや,VM のファイルを置いてあるストレージスピードによっては結構な時間がかかるようです.実際,私の環境では1時間近くかかったかな.

で,VMware の方で VM を立ち上げてみて動作確認.とりあえず問題なさそう.ちなみに変換した VMDebianPlamo で,使ったツールのバージョンは Oracle VM VirtualBox は 5.0.2 で,VMware は 12.Debian はコンソールで使っているので設定そのままで大ケー.Plamo の方は X の設定を VMware 用にちょこっとだけ変更.xfplamoconfig コマンドを実行して,モジュールを vmware に変更しました.そうしないと X は立ち上がらなくなるかなと思います.

最初,OracleVM を出力する際に OVF 2.0 形式で出力したところ,VMware ではまったく開けませんでした.なんでもあららしいバージョンが良いとは限らないものですね.^^;

また,VMware Player はいつの間にか VMware Workstation Player に名前が変更になっていたのね.知りませんでした.

参考まで.