ぼちぼちと Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,Qbilinux という linux ディストリビューションを作成.
いつまで続くのか.
いじってる Qbilinux のホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.
少し放置している間に kernel 5.3 がリリースされてしまいました.
ということで,作成したいたツリーも kernel 5.3 に入れ替え.
このあたりの気軽さは自分で弄っているディストリビューションならではだね.
使っている cjktty パッチに reject が出たのでちょっとだけ修正.問題なく utf8 で日本語コンソールが動作することを確認.この辺りが正しく動作してないとインストーラーで日本語表示できなくなってしまうからな.
kernel 5.3 対応の cjktty パッチが欲しい方は https://github.com/qbilinux/qbilinux/blob/master/qbilinux/00_base/kernel/ 以下の cjktty-kernel-5.3.patch, cjktty-kernel-font-JP.patch あたりをどうぞ.
で,インストーラー一式も作り直して.ついでに再び手元で iso ファイルを作成.
すこし動作確認してみるかなと思って,メインの開発環境マシンをこの iso ファイルを使って新規インストールしてみました.
EFI を使っていないマシン環境ですが,普通にインストール完了.ネットワーク回りがなんか正しく設定されていなかったけど,このあたりはこの開発環境依存かも知れないのでちょっとあとで調べてみるかって感じ.
再インストールしたので,開発に使っている VirtualBox なんかも再インストールしたんだけど,案の定うまく動作しないね.vboxconfig 実行時にエラーになってしまいます.
ということで検索.https://www.virtualbox.org/pipermail/vbox-dev/2019-July/015297.html のあたりにパッチが投稿されていますね.
virtualbox を普通にインストールしたあとで,/opt/VirtualBox 以下にインストールされている該当ファイルを探して,上記のパッチを適用してから vboxconfig を再び実行すれば問題なく設定できました.ということで対応完了.ふう.
そんな感じで環境入れ直し.
この状況で動作確認しつつ,問題のあるところを修正していく予定です.インストーラーの方もきちんとした EFI 環境対応しないとな.
さっさとリリースにしたいなとは思っていますが,なかなか作業時間がとれない状態....