Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

QNAP TS-853Pro 上の Virtualization Station に Plamo Linux 開発環境

以前,作業途中で放置していた作業の続き.

QNAP TS-853Pro 上の Virtualization Station に Plamo Linux 開発環境を構築してみました.QNAP に Virtualization Station をインストールした後,マシンの新規作成を行い,Plamo Linux の 32bit/64bit 両方をインストールし,パッケージビルドする環境を作成.っていっても,素のインストール後の環境に plamo.linet.gr.jp 上に置かれているパッケージビルド用のちょっとしたツール類を入れた程度ですけどね.

通常はブラウザ経由でこの VM にアクセスするのですが,Plamo の場合,デフォルト状態では X は立ち上がらないし,コンソール状態でもブラウザ経由だとスクロールが遅すぎて辛いので,手元で通常使っている Mac では Terminal から ssh することで使っています.

試していませんが,OS X だとデフォルト状態で vnc がインストールされてるので Linux 側で vnc サーバーを動作させておいて,Mac からは Finder 上で $-k で「サーバーへ接続」を立ち上げて,サーバーアドレスに vnc://xxx.xxx.xxx.xxx:2222 などを入力すると vnc でも使えるのかなぁと思っています.そうえば,Plamo って vnc 関係のパッケージって入っていたっけ?ちょっと調べてみないと不明.以前,こじまさんが「ぎひょう」でやってるコラムに vnc 関係の事を書いていたから入っていたかと思ったけど....

試しにこの Plamo Linux 環境で tamago を build してみましたが,このくらいなら問題なし.

調子に乗って,次に emacs を build してみたらちょっと待てないくらいの時間がかかりました.make -j4 にしてるのがまずいのかなとも思ったけど,emacs 本体じゃなくて elc を作成するのにやたら時間がかかってるから -j4 はあんまり関係ない気もする.この時間のかかり方だと,build script を作るときの試行錯誤は別のマシンで行って,最終的なパッケージビルドをこの上で行う形で使うのが良さそうな雰囲気.

ちなみに VM の構成は CPU 2個,メモリ1G,HDD 25G にしてみました.