Plamo Linux 6.x のソース一式からブランチして,Qbilinux という linux ディストリビューションをぼちぼちと作成.
いつまで続くのか.
情報などを記載したホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.
armv7l/aarch64 の 0.0.4rc イメージを公開していましたが,そのままリリースバージョンにすることにしました.ということで,ファイルの中身は同じですがファイル名だけ変更して置き直しました.
- https://qbilinux.org/pub/isos/qbilinux-0.4.0_aarch64_inst.img
- https://qbilinux.org/pub/isos/qbilinux-0.4.0_aarch64_inst.img.sha256
- https://qbilinux.org/pub/isos/qbilinux-0.4.0_aarch64_sd.img.xz
- https://qbilinux.org/pub/isos/qbilinux-0.4.0_aarch64_sd.img.xz.sha256
- https://qbilinux.org/pub/isos/qbilinux-0.4.0_armv7l_inst.img
- https://qbilinux.org/pub/isos/qbilinux-0.4.0_armv7l_inst.img.sha256
- https://qbilinux.org/pub/isos/qbilinux-0.4.0_armv7l_sd.img.xz
- https://qbilinux.org/pub/isos/qbilinux-0.4.0_armv7l_sd.img.xz.sha256
インストールマニュアは下記を参照してください.
ホームページの方にもドキュメントを置くようにしたいと思います.
...で,今後の予定ですが,先日も書きましたがしばらくはいろいろと見つかっている不具合を修正していく予定です.セキュリティフィックスもいろいろと出ているみたいなのでその対応とかも.
また,次のバージョンに向けての作業ですが.始めるのはしばらく先になるかなと思っていますが以下のように考えています.
- デスクトップ環境として gnome も収録しておきたい.作ってる途中でうまく動作しなかったので放置状態...
- glibc が若干古めなので最新バージョンに追従させたい.
- もうちょっと仮想環境とかの設定をきちんとしておきたいかな.開発に使える程度に.
- サーバー用途とかにも簡単に使えるように設定ファイルをもうちょっとまともなものをデフォルトで用意したりとか.手元にサーバー用に使おうかなと思って入手した PC が転がっているので.
- armv7l アーキだと raspberry pi pico で動かないので armv7l サポートはやめて armv6 系に移行しようかな.
- arm 系は raspberry pi だけではなく pine64 にも対応させたいなぁ.PCI-E 付きのボードもあるので入手すればいろいろと遊べそうだし,サーバー用途にもいろいろ使えそうだし.手元の pine64 はしばらく放置しちゃってるからな.
- arm 版の配布形態をちょっと考えないと.インストーラー形式はインストールに時間がかかるのであんまり意味なくなっているかなぁと.
- x86 (32bit) の状況が微妙になってきているのでサポートやめようかなぁ.けど,やめるのももったいないので必要最小限だけの環境(サーバー用途に使えるくらい)にパッケージを絞ろうかなぁ.
- もうちょっとインストーラーを改良したいな.日本語版しかないのもどうにかしたい.
- パッケージの作成作業ももうちょっと簡単にできるようにしておきたい.今回は kernel だけは arm 実機上ではなく,x86_64 上のクロスコンパイル環境で作成したけど,arm 系全体をどうやって作っていくか含めてちょっと考えたいな.実機での作成だとちょっとつらくなってきてるので.
なとど考えています.どこまで実現できるかはわからないですけど.:-)
なお,これまでと同じスタンスですが,基本的に 0.4.x 系はセキュリティフィックスとかバグ修正のみを行って,開発自体は新しいバージョン (current) で行っていきます.ローリングリリースという形態は個人的にあまり好きではないので....
0.3 は途中で手が回らなくなってしまってセキュリティフィックス自体も放置しちゃってましたが,0.4.x 系は次のバージョンを締めるまでなんとかセキュリティフィックスだけでも維持できていければいいなぁと思っています.
まぁ,今後どうなっていくかはわかりませんが,とりあえず現状はそんな感じのことを考えています.参考まで.