Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

最新の TMEGenc Video Mastering Works 6 とか TMEGenc MPEG Smart Renderer 5 がダメダメ

現在はビデオ編集にはペガシス社の TMEGenc Video Mastering Works 5 とか TMEGenc MPEG Smart Renderer 4 をメインに使っています.

今使っているバージョンのものでとりあえず満足していましたが,TMPGEnc MPEG Smart Renderer 5 が最近リリースされたのをきっかけに,どんなものになっているのかと思い,最新バージョンの TMEGenc Video Mastering Works 6 と TMEGenc MPEG Smart Renderer 5 のお試し版を使ってみました.

入れてみて数時間しか使いませんでしたが,印象は非常に使いにくくてダメダメな感じ.

画面が見にくくなった上に,ボタンも小さくなって操作性がかなり悪くなりました.ウインドウサイズも最小に出来るサイズがかなり大きくなってしまい,使っていないウインドウをもっと小さくしたいのに小さく出来ないので非常に邪魔.

バージョンアップ時にいくつかの機能が削除されましたが,それらの機能のいくつかはたまに使っているものもあったし,新しく追加された機能で欲しい機能もほとんど無いので,速攻,消してしまって,今後は昔のバージョンのまま使い続けることにしました.

1.x のころから使い続けてきたんだけど,そろそろ TMEGenc シリーズを使うのも潮時かな?と感じてしまいました.もう TMPEGenc のアドバンテージってあんまりないかなぁとも感じているし.

TMPEG が出た当初は安価で,快適に編集できるってのが売りだったと思うんだけど,昨今の環境だと TMPEGenc シリーズの値段も高くなった気がするし,マシンスペックが上がったので他のソフト環境でも割と快適に編集できるようになった印象があります.また,TMPEG が使っているエンコーダーも今は普通の X264 とか X265 なので,独自の物で他に比べて高性能って訳でもないし.

また,個人的に Adobe CC の契約も行ったので,今後はちょこっと切り貼りくらいなら一つ前の TMEGenc を騙し騙し使う感じで,まともに編集作業するなら Premiere Pro 使った方がよさそうかもなと思っています.

ちなみに,TMEGenc Authoring Works も一時期は使っていたけど,光学メディアに焼くことをほとんどしなくなったし,たまに DVD や Blu-ray を焼くときでも TMEGenc Authoring Works ほどの機能も必要ないのでかなり前にバージョンアップは辞めてしまって,別のソフトを使うようになってしまいました.

YouTube に動画投稿している人などのビデオ編集環境を見てみても,私が見ている範囲の人はみんな Premiere か Final Cut ばかりな気がするんだけど,TMPEG シリーズってどれくらい使われているのかな?と思ったり.

TMPGEnc Video Mastering Works 6
ペガシス
ペガシス