Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Plamo Linux での無線 LAN 設定

忘れないようにメモ代わり.

無線 LAN の設定が GUI からできる WM を使っていれば必要ないものですけど,常用している WM が twm/ctwm のため,GUI から設定ができないのでコマンドラインから無線 LAN の設定を行っています.

有線 LAN が必要ない場合には,insmod されないようにします.

/etc/modprobe.d/blacklist.conf を作成して blacklist e1000e と記述.これは,デバイスが e1000e の場合ね.デバイスが異なる場合には適宜変更してください.これで,ブート時に eth0 が無効になってタイムアウトを待たなくなります.

次,無線 LAN の設定.

iwconfig コマンドで出てくるポート名をメモ.私の場合,wlan0 ですね.

wpa_passphase で設定ファイルを作成します.使いたい essid と passphase を使って設定ファイルを作成.

% wpa_passhapse your_essid your_passphase > test

test ファイルの中を見ながら /etc/wpa_supplicant.conf を書き直します.直接リダイレクトしないのは何となく気持ちの問題です.Plamo Linux の場合には wpa_supplicant.conf の各種パラメータの設定に関する詳細な説明が書かれたファイルは /usr/share/doc/wpa_supplicant-2.0 以下に入っていないみたいですね.私の場合には下記を追加しています.ssid をブロードキャストしていないのでその辺りの設定が入っています.

        key_mgmt=WPA-PSK
        proto=WPA WPA2
        pairwise=CCMP TKIP
        group=CCMP TKIP WEP104 WEP40
        scan_ssid=1

設定ファイルを書き直したあと,コマンドラインから次のコマンドを実行します.

% wpa_supplicant -i wlan0 -c /etc/wpa_supplicant.conf

実行時のログで無線 LAN が認識されて,ネットワークに接続されることを確認します.正しく接続できない場合には,何か設定が間違っているということですので,Ctrl-C でコマンド実行を止めて /etc/wpa_supplicant.conf を修正してください.

正しく接続できることが確認できたら Ctrl-C でコマンド実行を止めて,改めてバックグランドモードで実行しなおします.

% wpa_supplicant -i wlan0 -c /etc/wpa_supplicant.conf -B

その後,DHCP で IP アドレスを取得するために次のコマンドを実行します.

% dhclient wlan0

実行後,ifconfig コマンドで IP アドレスが取得できていることを確認します.

% ifconfig wlan0

inet addr に IP address が表示されていれば OK ということです.

ブート時に自動設定する場合には /etc/rc.d/init.d/wpa_supplicant というスクリプトが用意されているので,このスクリプトパーミッションを変更します.

% chmod +x /etc/rc.d/init.d/wpa_supplicant

こんな感じかな.