以前，iPod Classic の SSD 交換について書いたことがありましたが，その後日談を．
1ヶ月くらい前ですが，ふと最終型の iPod Classic が中古屋さんで安く売られているのを発見．安くと言っても 14,000 円くらい．定価に比べればそんなに割安感はない値段ですけどね．状態は本体のみで附属品はなし．裏面はそこそこの傷，角に落した後のへこみありという状態で，販売店の保証が1カ月付く条件でした．裏面の傷とか，角のヘコミは使ってれば傷つくのであんまり気にしない．でも，前面はきれいで動作的にも問題なさそうだし，ボタン類の劣化やバッテリーのへたりもあんまりなさそうだったし，何か不良があれば1ヶ月以内なら店舗の保証があるので試しに購入してみました．
とりあえず，購入した iPod Classic にケーブル類がついていなかったので，PC と接続するための 30pin の Dock コネクタ USB ケーブルを近所の 100 円ショップで購入．ちょっとチープなケーブルだけど，まぁ良いか．
iPod Classic 本体を入手したので，やっぱり SSD 交換してみようかなと HDD (ZIF) から mSATA への変換基盤 iFlash-SATA も注文．注文当時は在庫無しで納期2週間程度と記載がありましたが，とりあえず注文．ちょっと不安でしたが，無事2週間半くらいで到着しました．プチプチのついた封筒で海外から届いたのはちょっと驚き．支払は PayPal を使いました．
で，iPod Classic を購入後，ちょっと iPod Classic を分解してみようかと1時間くらい悪銭苦闘してみました．いろんな blog でも皆さん苦労なさっているように，やっぱり傷のつかないように分解するのは難しい感じ．専用工具とか，ちょっとした技術がないと厳しそうなことが分かりました．
試しに業者に依頼するとどうなるのかなと思って，iPod Classic の SSD 交換をしてくれそうな業者を探してみましたが，表だって受け付けているところはなんだか少なそうな雰囲気．とりあえず，Apple 製品の修理・改造といえば spirica ということで，spirica に見積りもらえないかと連絡してみたところ，今現在は iPod Classic の SSD 交換作業の受け付けはとある理由でしていないという連絡．今後，また受け付けるようにするので，そうなったときに連絡しますとのこと．うーむ．
どうしようかなと思いながら，手持ちの Mac の iTune から iPod Classic にとりあえず入る分の楽曲を 256kbps に変換して転送．本当は LossLess で使いたっかたんだけど容量 160GB だと入らないからビットレート変換は仕方なし．
別途，これまた安く売っていた BOSE の SoundDock Series II を見つけたので iPod Classic 用に購入．値段は 6,000円くらい．30pin Dock コネクタ対応製品は需要が少なくなっているのか，ダンピング価格になっていたのでラッキーですね．ということで，iPod Classic + SoundDock Series II という組合せで音楽をしばらく流してみましたが，思ったよりもいい感じの音．ピュアオーディオとはかけ離れた，BOSE 独特の音ですが BGM として流しておくにはかえってそっちの方が雰囲気は良い感じかもとちょっと満足．
そんなこんなで，ちょっと満足してしまったので，iPod Classic の SSD 交換は先伸ばしにしようかなと思っています．iPod Classic の販売自体は終了してしばらく経っていますが，まだ，Apple での修理受付とかバッテリー交換は行なっていますので，その修理がなされなくなってきたらちょっと SSD 交換を考えてみようかなと思います．でも，これを中古で購入したよりも Apple での修理料金は高い金額になってますけどね．
なんか色々と情報を漁っていると，iPod Classic の流通価格が高騰しているので，中古で iPod Classic を入手して Apple で修理して新品同様として転売している人もいるみたいですね．そのせいで，余計値段が下がらないのかも知れないけど．
最近，この iPod を購入した中古屋さんを覗いてみたら，その中古屋価格も上がってて，同程度のものが 22,000 円越えているみたいでした．なかなかすごいですね．大容量 SSD 使って iPod classic の後継機種を出してくれないかな？＞アップルさん．
ちなみに，iPod Classic はオークションだともう少し安く買えることもあるみたいですが，無保証の場合が多いので私はパスしました．
以上，参考まで．
