先日,購入した PowerBook G4 12インチの Mac OS X の環境構築をしました.
購入時には Mac OS X 10.4 がインストールされてました.Mac OS X 10.4 は必要なスペック要求レベルが低いので,多分,この時代の Mac で快適に使うためにはこれが良いんじゃないかなということで,これがインストールされていたのかと推測します.10.5 になると,一気に必要なメモリ量とかが増えますから.
でも,先日,メモリ増設したので 10.5 でも問題ないだろうなと思って OS のアップデートをしました.まぁ,使えなさそうなら 10.4 に戻せばいいし.
昔,Mac OS X 10.5 Leopard のメディアは購入して持っているので,それを使ってインストール.このメディア,一時期捨てようかと思って居ましたが,捨てずに置いてて良かったなと思った瞬間でした.PowerBook G4 は DVD ドライブが付いているので,そのまま DVD を入れてアップデート.30分くらいで終了.Mac は環境も引き継がれたままアップデートできるので楽ちん.
再起動後,とりあえずネット経由で OS のアップデートを実行.と思ったら,途中でエラー.証明が正しくないとか,なんとかってエラーになっています.仕方ないので Apple のホームページから 10.5.8 へのアップデートファイル (.dmg) をダウンロード.それを使って 10.5.8 までアップデートしました.使ったファイルは http://support.apple.com/kb/DL866?viewlocale=en_US&locale=en_US かな.
その後,ネット経由で OS アップデートしたところ,今度は正常にアップデートできました.
次は iWork と iLife.当時は別売だったので,当時購入したメディアを使ってインストール.持っていたのは iWork '08 と iLife '09 です.intel チップじゃないので,一部オプションはインストールできないってメッセージは出るけど問題なくインストールは終了.あ,今,現役で使っている MacBook Pro に iWork '08 は入れていた気がするから,ライセンス上,2台のマシンに入ってるのは問題ありそうだし,MacBook Pro の方はあとで消しておかないとー.
その後,再びネット経由で iWork と iLife のアップデート.これも問題なく終了.
ということで,Leopard 自体のアップデートでちょっと引っかかったけど,大きな問題もなく終了しました.それにしても,今でも Leopard とか iWork '08 や iLife '09 のアップデータが配布されているのには驚きました.すでにサポート切れている OS とかアプリなので,オンラインでアップデートできないかなと思って居たので.
あとは Mac 用に配布されている Carbon Emacs とか,常用するのに必要そうなソフトをインストール.
ちょこっと使ってみた感じは,スタンドアローンでは全然問題なく使えそう.ウチの無線 LAN へのアクセスも問題なし.でも,Web ブラウザが PowerPC 版は今はほとんど配布されていない状況なので,ホームページを見るなどのネット環境は厳しい状況かな.
まぁ,OS とかアプリは数年前にすでにサポート切れてるし,その後のセキュリティ対策はされてない状態だし,フリーソフトも最近更新されていない物が多い状況なので,ネット接続して常用するには問題あるけど,スタンドアローンでは全然使える環境かなと思ったので,手元のメディアを使って一通りセットアップしてみました.まぁ,そんな感じです.