ぼちぼちと Plamo Linux 6.x のソース一式を修正して,qbilinux という linux ディストリビューションを作成.
いつまで続くのか.
いじってる qbilinux のホームページは https://qbilinux.org/ に,ビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ 以下にあります.
相変わらずインストーラ調整.
いろいろと手元で確認してたら不具合がいろいろとあったのでそれらを修正.ラズパイ SD イメージでパッケージが含まれているパーティションが mount -t msdos でマウントされちゃうので 8+3 のファイル名になってしまってインストールにこける不具合とか,その他いろいろ.
現状で,先日作成したイメージではダメダメだった aarch64 環境もインストールできるようになっていることは確認しています.今後,エンバグしなければ今後作成する SD イメージでは問題なくなるかなと.:-)
あとはインストーラーの initrd が巨大すぎるのでそれも調整.動作に必要のない static 用 library とか header file,あとは不要な locale (ja 以外は必要ないかなぁ) をばっさり削除.とりあえず 256M くらいのメモリがあればブートできる程度にまで小さくなりました.ただし,インストーラー動作を考えると 368M くらいのメモリが必要かなと思っています.はい.
NVMe インストール時に grub でブートできない件は実機でまだ試してないので手つかずです.VirtualPC 固有の問題だと良いんだけど._o_
あとは引き続きパッケージも更新中.
32bit x86 環境で新しめの rustc がコンパイル通らなくなってどうしようかなぁと.メモリが足りないって落ちちゃうんだよなぁ.リンカで落ちてるのかな?並列コンパイルを off にしても駄目.rustc が通らないと firefox が作れない.うーむ.バイナリ配布してる rustc を使えば良いんだけど,それは避けたいんだよね.公式で配布しているバイナリはどうやって作ってるのかな?クロス環境?firefox の最新を追っかけてると新しめの rustc が必要だったり,その他 cbindgen, nss, snpr, sqlite などいろんなものに依存していて影響範囲が結構大きいんです.とりあえず最新を追っかけずに esr を採用する方針にした方が良いかもなということで,esr に入れ換えたり.
こんな状態だけど,とりあえず x86/x86_64 の新しい iso イメージを作成して実機に新規インストール.
手元の実機ではインストール自体は問題なさそうだけど,いろんなものがダメダメ.ライブラリがなくって動作しないバイナリがちょこちょこありました.他にもパッケージ自体の作成にミスってるものも.そういったものを修正.
普段使いに困らない程度にそれらを修正した状態で,改めて x86/x86_64 用 iso を作成し直しました.再び実機に軽くインストールして動作確認してみたけど,大きな問題は無くなった感じかな.一応,https://qbilinux.org/pub/isos-current/ にも置いておきました.
qbilinux-0.3a5_x86_64_20190423_dvd.iso 2019-04-23 00:31 4.2G
qbilinux-0.3a5_x86_64_20190423_dvd.iso.sha256 2019-04-23 00:31 105
qbilinux-0.3a5_x86_20190423_dvd.iso 2019-04-23 21:03 4.2G
qbilinux-0.3a5_x86_20190423_dvd.iso.sha256 2019-04-23 21:03 102
https://qbilinux.org/pub/qbilinux-current/ の x86/x86_64 ディレクトリ以下も上記 iso ファイルの内容に追従させています.
インストーラー周りはほぼ落ち着いた感じだけど,まだ動作のおかしいパッケージがポツポツあるのでそれらを調整したらリリースにしたいと考えています.GW 中にリリース出来ると良いんだけどな.
あ,ARM 用のインストーラーイメージは追って作成します.
x86/x86_64 側とパッケージのバージョンを合わせるためにいろいろとパッケージ更新しているんだけど,その作業をしているとインストーラーイメージを作る作業がちょっと出来ない状態なんです,少しパッケージ更新作業が落ち着いたら作成します.はい.
とりあえずそんな感じ.