さくらインターネットのレンタルサーバーの帯域制限について.
Qbilinux っていう自作 linux ディストリビューションを細々と作ってます.
で,これを配布するために https://qbilinux.org/ ってサーバーを立ててますが,これ,実体はさくらインターネットのレンタルサーバーです.
先日,作業しようとアクセスしてみたら
Service Unavailable
The server is temporarily unable to service your request due to maintenance downtime or capacity problems. Please try again later.
とのことでつながらない.
サーバーにログインして httpd のプロセスを確認してみても動作してる.
何が起こってるの?ってことでサポートに連絡.
2日後くらいに返信きました.
ご利用サーバにて、転送量過多によりサーバに負荷が発生いたしましたため、503エラーを返している履歴がございました。
だって.
さくらインターネットのレンタルサーバーの仕様として帯域制限がかかっています.たとえばスタンダードプランの場合は「転送量 80GB/日」ってやつ.これに引っかかったってこと.正確にはこの制限にかからなくても短時間で大量のデータ転送が発生した場合に制限を食らうらしい.ってことで 80GB/24時間 = 3.3G/h 以下に抑えなさいって.
うーむ.
転送量を超えると上記のようなメッセージになるのか.初めて経験しました.
それにしても,一日の制限はともかく,短時間のデータ転送で制限されるってなんか使えない仕様だなぁ.
冷静に考えると 80GB/日 って linux ディストリビューションを配布するには全然帯域足りないですね.DVD iso イメージが 5G くらいのサイズだから 16人/日 アクセスした時点で終わりってことか.しかも短時間の集中アクセスでも駄目ってことは同時に数人がアクセスした時点で終わってしまうのか.
ということで,自分自身の作業にも支障をきたしそうなのでちょっと乗り換え先を考え中.
ftp なら帯域制限を受けないって話みたいだけど,ちょっとさくらインターネットの方の仕様詳細を確認してみて,使えない仕様なら別のところに乗り換えるか,自分でサーバーを立てるなどの対策をしようかなと思っています.
ざっとさくらインターネットの他のプランとか他社のレンタルサーバーなどの仕様も見てみましたが,値段とかスペックとかを考えると素直に https だけ自前で管理する形にして,https 以外はレンタルサーバーにするって形が一番融通が利くのかなと思っています.
ということで,簡単ですが最近の悩み事でした.