Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

qbilinux (a.k.a Plamo nora) 開発について(その15): x86/x86_64 向け 0.2 のセキュリティフィックスと current の同期

ぼちぼちと Plamo Linux 6.x のソース一式を修正して,qbilinux という linux ディストリビューションを作成.

いつまで続くのか.

いじってる qbilinux のビルドスクリプトhttps://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ にあります.

0.2 の方も一応メンテ.各種セキュリティフィックスが出ているパッケージをビルドして公開ツリーに反映させました.場所は https://qbilinux.org/pub/Plamo-nora-0.2/ 以下.

ついでに興味がある人もいるかなぁということで x86/x86_64 current の手元のバイナリツリーも公開ツリーに同期.1月中旬くらいのデータだけど.場所は https://qbilinux.org/pub/qbilinux-current/ 以下.

大幅にパッケージビルドスクリプトの変更を入れたので version 0.2 からかなり退化しています.

x86_64 環境でざっと X が動作することは確認してあります.MATE, KDE, LxQt なども立ち上がることだけは確認はしています.一部コマンドはライブラリがないってエラーで起動しないものもありますが,順次修正します.また,x86_64 の方はほとんど確認していません.ためしに x86 環境で X を立ち上げようとしたらダメでした._o_

ChangeLog は書いていないので,各種変更点が気になる方は github の log をみてください.

相変わらずまともなインストーラーはありませんので,インストールしてみたい方は version 0.2 の iso を使ってブートして,インストール元に current のツリーを指定すれば何とかなるのかなとは思います....が,試していないです.その状況でもブートローダーはインストールできない可能性がありますので,grub などは手動で調整してください.

なんだかまだまだエクスキューズだらけ.:-)

自分で使うにはそんな程度の環境でも困ってはないんだけど,一応,公開しているのでちゃんと作る予定です.はい.

arm 用は... version 0.2 用のフィックスは全く手付かず状態.current は armv7l/aarch64 で現在絶賛コンパイル中....current 環境をビルドしてるので 0.2 のフィックスパッケージを作るためのラズパイボード/環境が空いてないんですよね.最近,3B+ を追加購入したんだけど,それでも....

一応,手元では aarch64 環境で X が動作する程度までは作ってあります.もうすこしまともになったら,これらもそのうち公開しますね.

簡単ですけど,そんな感じです.