ぼちぼちと Plamo Linux 6.x のソース一式を修正して,qbilinux という linux ディストリビューションを作成.
いつまで続くのか.
いじってる qbilinux のビルドスクリプトは https://github.com/qbilinux/qbilinux,バイナリは https://qbilinux.org/pub/ にあります.
パッケージビルドスクリプト作業をしていましたが,一段落した感じ.(ホントか?)
まだ,ビルドできていないパッケージは残り2割くらいかな.細かい調整が必要っぽいものばかりが残っていて,ちょっと時間がかかりそうなので,とりあえずインストーラーの作成の方に取りかかり.クリーンインストールして開発環境を一旦きれいな状態にしたいなという思いもあったので.
過去,途中まで作成していたスクリプトをベースに,あたらしいパッケージに合わせて調整.
普通に作成すると can't open /dev/tty1 なメッセージが出てますが,一応 login プロンプトまでは到達する程度まで作業しました.
eudev から udev に戻せば上記メッセージは出なくなって,普通に root ログインは出来る状態になるので,initrd 中に含まれる udev を eudev へ差し替える作業がまだ何か上手くいってないらしい.その状態でログインしてインストールすれば,ブートローダー以外は何とかなるレベルまでにはインストールできるのでもう少し調整すれば実用レベルにはなりそうかなぁと思ってます.
以前も書きましたが,それにしても initrd.gz が巨大ですね.普通に作成すると
-rw-r--r-- 1 root root 282,431,684 1月 3日 19:26 initrd.gz
くらいのサイズ.仕方ないので firmware を外したら
-rw-r--r-- 1 root root 128,740,425 1月 3日 20:07 initrd.gz
になりました.ちなみに Plamo Linux ベースにしていたときの Plamo-nora ver 0.2 の頃のものが
-rw-r--r-- 1 root root 94,341,876 8月 5日 06:09 initrd.gz
なので firmware を外した状態でも3割増しくらいなってます.パッケージ類をバージョンアップしたために依存関係が増えて収録するパッケージが増加したのが要因かなとは思ってるんだけど,ちょっとどうするのがいいのかなぁと悩み中.いろんなパッケージを使うのを辞めて busybox に集約すれば多少は減らせられるのかな?
initrd.gz が大きくなると,必要なメモリ量の関係でインストールできるマシンが限られてしまします.firmware を入れない状態でも 500M くらいのメモリがないとブートできない気がする.ってことは MMX Penitum / Pentium M 世代のマシンは一気に厳しくなってくる感じかな.もう今となっては Core2Duo マシンとかでも数1000円で購入できる時代だから,MMX Penitum 世代のマシンのことはあまり気にしなくても良いのかなぁとも思ったり.
ちなみに firmware を同梱すると 1G メモリでもブートできない....
まぁ,細かいことを考えるのは後回しにして,とりあえず使い物になるレベルにするのが先かな.