先日,ちょこっと dynabook AZ/05M の話をしましたが,やっぱりふと思い立って入手 & ubuntu 12.04 を入れてみました.
その様子を少しだけ紹介.
当然,az は中古品を調達しました.あとは先日も少し書いたように日本語キーボードが気に入らないので海外から ac100 用の英語キーボードを調達.合計金額 4,000 円くらいかな.
で,最初にキーボード交換.
購入したキーボード部品がこれ.
本体を分解.
で,とりつけ.
さくっと交換してみたけど...プリインストールされている android にはキーボードのレイアウト変更メニューがないのね.ってことで android では英語配列のキーボードは使うことができないみたい.残念.まぁ,ほかにも手元の無線 LAN のアクセスポイントにも接続できないって問題もあるし,元々 android では遣う気がなかったので,まぁどうでもいいって言えばどうでも良かったんだけどね.
ということで,次は ubuntu をインストール.
最近の ubuntu ではサポートされなくなったのか,イメージは存在しないみたいですね.一番最後にイメージ配布されているのが 12.04 みたいだったので 12.04 を使うことにしてみました.
手順の詳細はいろんなところとか,オフィシャルホームーページ等に詳しく書かれているので,ここではざっとしか書きません.ごめんなさい.
とりあえず,android に戻すこともあるかもしれないので最初の android の flash のイメージをバックアップ.https://ac100.grandou.net/nvflash を参考に nvflash をとってきて母艦となる linux マシンに展開.
az を esc + ctl + 電源を押しながら立ち上げてリカバリーモードで起動.起動しても画面は暗いままです,電源ランプが光るだけです.
で,az を linux マシンに usb 接続して,linux マシンから下記コマンドでバックアップ.
nvflash --bl harmony/fastboot.bin --sync
nvflash -r --getpartitiontable partitiontable.txt
nvflash -r --read 2 part_2.img
nvflash -r --read 3 part_3.img
nvflash -r --read 4 part_4.img
nvflash -r --read 5 part_5.img
nvflash -r --read 6 part_6.img
nvflash -r --read 7 part_7.img
nvflash -r --read 8 part_8.img
nvflash -r --read 9 part_9.img
nvflash -r --read 10 part_10.img
nvflash -r --read 11 part_11.img
nvflash -r --read 12 part_12.img
nvflash -r --read 13 part_13.img
nvflash -r --read 14 part_14.img
最初にパーティション情報をバックアップしてから,その後パーティションの内容をバックアップしてる形です.
その後,http://cdimage.ubuntu.com/releases/12.04.5/release/ から ubuntu のイメージを取得.使うファイルは
ubuntu-12.04-preinstalled-desktop-armhf+ac100.bootimg
ubuntu-12.04-preinstalled-desktop-armhf+ac100.tar.gz
かな.で,ubuntu-12.04-preinstalled-desktop-armhf+ac100.bootimg を
partition 6 に書き込み.partition 6 がカーネルエリア (kernel & initrd) みたいですね.
nvflash -r --download 6 ubuntu-12.04-preinstalled-desktop-armhf+ac100.bootimg
これで,az の準備は終了なので電源を長押しして終了させます.
ubuntu-12.04-preinstalled-desktop-armhf+ac100.tar.gz の方は適当な SD card に書き込んで az に入れておきます.usb メモリーでも OK みたいですけど,手元では SD card で試しました.あ,SD card は linux でフォーマットしたものではなく,windows でフォーマットしたものを使いました.はい.
この状態で,az の電源を入れると自動的に SD card や usb メモリーのチェック,ubuntu-12.04-preinstalled-desktop-armhf+ac100.tar.gz のチェック等が行わたあとで,「書込しますか?」と効かれるので y を押して書き込み開始.その後,通常の ubuntu インストール手順を踏んで終了となります.
で,インストールした状態がこんな感じ.
android の時にはまともに使えなかった英語キーボードが問題なく動作しますね.手元の無線 LAN アクセスも問題なし.Linux の方がドライバー的には融通が効きますね.
emacs をインストールしていじってみましたが,通常の文章書きやメール書き,ちょっとした web での調べものくらいなら使い物になる感じかなと思います.firefox が古いのが気になるけど....
キーボードは新品の英語キーボードを調達したせいか,ちょっと固い感じはあるけどしばらく使っていれば少しは馴染んでくるのかな?キーピッチやキー配置も割とまともなのでいい感じ.若干チープな感じはするけど,値段を考えれば仕方ないかなって印象.
参考までに,dynabook ac100 用の英語キーボードは ebay で調達しました.
まぁ,とりあえず現状はそんな感じですが,今後もボチボチとおもちゃ感覚でいじってみようかなと思っています.
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TOSHIBA dynabook AZ クラウドブック Android2.1搭載 10.1型ワイド PNAZ05MNA |
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