以前書いた,「Raspberry PI 用 DAC として msBerryDAC を入手してみた」の続き.
ラズパイ2 + msBerryDAC の組み合わせで volumio を使って動作確認してみました.
volumio のイメージを micro SD に書いて,ラズパイをその micro SD でブート.電源は ANKER の USB 用 AC アダプタを使用.LAN は有線接続ね.
で,Mac から http://volumio.local でアクセス.
言語を日本語に設定してから,「設定」>「プレイバックオプション」の I2S DAC を「ON」にしてから DAC Model で「HiFiBerry DAC Plus」を選択.出力デバイスも「HiFiBerry DAC Plus」にして「保存」.
Mac から Air Play デバイスとして Volumio という名前で認識されているので,iTunes の出力先に Volumio を指定.
で,適当な CD 音源を再生してみたところ普通に再生できました.
「HiFiBerry DAC Plus」ではなく,「HiFiBerry Digi+ Pro」にしても再生できましたね.どっちが正解なんだろう?「HiFiBerry DAC Plus」とか「HiFiBerry Digi+ Pro」の回路図とかを見てみないとわかならいなぁ.まぁ,とりあえず音は出てるから良しとするか.「HiFiBerry DAC Plus」の方がなんとなく音質は良さそうな感じがするけど,追々,時間のあるときに調べてみるかな.
とりあえず,BOSE の PC 用スピーカーにつないでみましたが,Mac のアナログ出力を直接つなぐよりは msBerryDAC のアナログ出力をつないだ方が音質は良い感じかな.けど,Mac に Roland の USB DAC をつないで再生したのと比べると...うーん,どうだろう.Roland の USB DAC の方が音質は良いかもなぁ.
Roland の USB DAC はラズパイ2 + msBerryDAC の倍以上の値段がするから,まぁ,ラズパイ + msBerryDAC も音質の割にコスパは良いかもしれないかな.
試しに電源を ANKER の USB 用 AC アダプタからモバイルバッテリーに変えたところ,音質は一皮むけた感じになりました.
電源からのノイズにも結構敏感な感じかもしれないな.
もう少し大きなスピーカーにつないで,長時間鳴らして少しエージングしてみるかなぁ.それで音質は変わるのかなぁ?
でも,少しいじってみて,みなさんが沼って書いてる意味が分かったような気がします.下手に自分で色々といじれてしまうので色々と試したくなるんでしょうね.電源強化とかアナログ系とデジタル系の分離とか.LED の点滅もノイズ源になるから消したくなるし.micro SD じゃなくて USB メモリにシステム入れるとどうなるんだろうとか.ただ,ラズパイ基盤自体には手が出せないのである程度のレベル以上にはならない気はするけどね.
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