Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Plamo Linux の野良パッケージ作成(その36): 公開バイナリを更新しておきました

ぼちぼちと Plamo のソース一式を修正して,野良パッケージ (野良ディストリビューション?) を作成.

いつまで続くのか.

いじってる野良パッケージのビルドスクリプトhttps://github.com/t-matsuki/Plamo-mysrc,バイナリは http://circle2.org/pub/ にあります.

ビルドスクリプトの方は更新が追いついてないですが,少し前 (11/中旬) の物ですがとりあえず x86_64 版だけ公開しているバイナリを最新に更新しておきました.http://circle2.org/pub/Plamo-nora-current/x86_64/ 以下にあります.

現状,カテゴリーわけも適当なので contrib ディレクトリ以下のパッケージが入ってないと plamo 以下のパッケージが動作しないってものも含まれていますけど,まぁ,そのうち整理します.使いたいって奇特な人がいる場合には plamo 以下,contrib 以下を全部突っ込む形にしたほうがトラブルは少ないかと思います,

まぁ,こんな感じで作ってますよって程度の参考までに.

インストールをしてみたい場合には

  1. Plamo-nora-current/x86_64 以下をこのツリー構造のまま全部持って行ってください.
  2. Plamo 6.x のインストーラー,もしくは先日公開している http://circle2.org/pub/isos/Plamo-nora-0.0_x86_64_20170925_dvd.iso を使ってブートしてください.
  3. インストール作業自体は Plamo と同じ.
  4. インストール元を聞かれたときに,持って行った Plamo-nora-current/x86_64/plamo を選択.

で基本システムはインストールできると思います.その後,contrib 以下の必要なパッケージを installpkg コマンド等で入れてください.

一応,クリーンインストールが出来ることは確認してあります.

あと,作業としては x86/x86_64/arm のビルドスクリプトをマージしています.

arm 用と x86/x86_64 用が別々のブランチになっているのを git を使ってマージ.けど,一部,なんか先祖帰りしているのかうまく行かないな.x86_64 でコンパイルが通ることを確認してから,ラズパイとか x86 環境でもコンパイルを流し直してるんだけど結構時間がかかってます....

マージのミスとか,いろんなパッケージが新しくなったためにコンパイルが通らなくなってたりもします.あとは make コマンドのオプションによって通ったり,通らなかったりも.過去にもそれで苦労したんだよな.-j11 だとダメで -j10 だとオッケーだったり,-j4 だとダメで -j3 だとオッケーだったり,なんだか正体不明.とりあえず引っかかる物は通っている -j オプションを固定で埋め込む作業もしてたりします.引っかかるものは -j1 固定でもいいんだけど,それだとラズパイでのコンパイル時間がめちゃくちゃかかるからな.

一部,アーキ特有のパッケージがあるけど,コンパイルしないようにスクリプトに仕込んでおくようにもしないとな.

まぁ,そんなところです.