過去に,aitendo で Raspberry Pi 用の液晶モジュール LCDシールド(3.5) [RPiLCD035TP] を購入して,動作させた blog を書きました.
これはこれでまぁまぁかなと思っていましたが,いかんせん 3.5inch ではコンソール画面を見るにもちょっと辛い.
ってことで,同じく aitendo で Raspberry Pi 用の 5inch 液晶を購入してみました.ものは タッチ付きHDMI入力液晶モニター [LCD5Pi] で価格は 3,980円(税別)です.
スペックは
- 抵抗膜式タッチパネル
- 解像度 800x480
- micro USB 電源
- HDMI 入力
- タッチパネルは GPIO 制御
ってところ.
前回の 3.5inch は PIO で接続するタイプでしたので表示するためにもドライバーが必要...って問題(?)がありましたが,今回の 5inch は素直に HDMI で接続するタイプってことで表示に関してはドライバーの問題はなし.ただし,タッチパネルが使いたい場合には GPIO から制御するので,ドライバーを入れる必要があります.
ものはこんな感じ.
はこ.
付属品一式.本体,HDMI コネクタ,基板用の足,DVD.
液晶裏面.左下にあるのはバックライトのオン・オフスイッチ.
普通にラズパイ基板をとりつけたところはこんな感じ.
で,ラズパイ用 Plamo を手元でごにょごにょしているものを使ってブートしてみましたが,あっさり画面表示は出ました.HDMI 接続なので当然か.5inch になるとかなり見やすくなりますね.
設定は 3.5inch 液晶のままの状態でつないだだけなので,2重に表示されているところがありますがまぁ気にしないでください.
次,タッチパネルの動作確認.
タッチパネル用のドライバーは付属の DVD に入ってました.ネット上だと https://github.com/goodtft/LCD-show にもあるみたい.github のものと DVD のものが完全に同じ物かは確認してないです.私自身は付属の DVD のものを使って試してみました.
driver ディレクトリ以下に LCD-show.tar.gz ファイルがあるのでこれを展開.LCD5-show ファイルの中を見ながら適当にドライバを適用&少しだけ調整して再起動したところタッチパネルもあっさり動作しました.ただし,キャリブレーションがうまくいっていないのかタッチした場所と画面の反応する場所が一致してないですね.少し調整が必要みたい.けど,とりあえず簡単に動作させることは出来ました.はい.
一応,こんな感じ.2重に表示されていた症状もなくなりましたね.:-)
ちょっと表示がずれてる気もするので,タッチパネル操作のキャリブレーションと含めてもう少し調整が必要かもね.
その他,付属の DVD には Linux イメージ自体も含まれているようなので,それを使えば簡単に動作確認をすることはできると思います.試してないけど....^^;
と,これだけではなんなので,もう少し情報を.
aitendo で販売している LCD5Pi ですけど,メーカーは LANDZO ってところみたい.ということで,少しでも安価に購入したい場合には AliExpress とか LANDZO の直販サイト http://www.landzo.com/ で購入するといいかもしれません.ただし,海外からの通販になるので注文等は自己責任で.
AliExpress だと $27 前後で販売されていて配送までに時間がかかっても良いのであれば送料も無料が選べます.直販サイトの価格も $29.88 ですね.直販サイトの方は日本から購入できるかは確認してないです.同じ液晶パネルが amazon.co.jp でも販売してますが,ぼったくり価格なので amazon.co.jp からは購入しないほうがいいでしょう.
まぁ,そんなところです.