Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Plamo Linux の野良パッケージ作成(その24)

ぼちぼちと Plamo のソース一式を修正して,野良パッケージ (野良ディストリビューション?) を作成

いつまで続くのか.

ソースファイルは https://github.com/t-matsuki/Plamo-mysrc/,バイナリは http://circle2.org/pub/ です.

32bit 版も少しメンテしようかなとバージョンが古くなっている物をコンパイル作業.

64bit 版とスクリプトを共通にしてるけど,64bit 版は make -j10 とかでコンパイルしてる.32bit 版は Plamo の 32bit カーネル設定ファイルを流用してたんだけど,そのカーネルは CPU 8個 しか認識してない.

ということで,kernel をリコンパイルしようとしたら,32bit カーネルって CPU は最大 8個 しか設定できないのね.初めて気がつきました.

うーん,一気に 32bit 版のメンテをするモチベーション下がってきたかも.

一通り make したら一旦締めてから,32bit 版のメンテは終わりにしようかな....けど...,やっぱりほとんど 32bit 版は使ってないし,相変わらず 32bit だけコンパイルが通らないものがポチポチあって手間もかかったりするからすぐに捨てた方がいいのかもとも思ったり.

あとは udev から eudev に入れ替えようかと思ったけど,依存関係がちょっと多すぎなのね.

udev のライブラリだけ残して eudev にパッケージ入れ替えした後に,依存しているものをリコンパイルするのが一番早いのかな?意外と手間かかりそうかもな.

その他,kernel 周りの修正.

先日少し書きましたが,とりあえずゼロベースで kernel を作り直していくと「byte alignment が合ってないよ」ってエラーは出なくなったみたい.手元の環境で X が動作するくらいまでは調整しました.ふう.

けど,kernel 4.12.x 系から frame buffer で nvidia カードがサポートされた雰囲気だけど,逆にその影響で色々とトラブってるな.ネット検索しても色々と質問してる人が居るみたいだしね.linux fimware は 3月 末に commit された

2017-03-31 nvidia: fix GP107 signed firmware
2017-03-30 nvidia: add GP10B signed firmware

あたりを要求するみたいで,入れてないと nvidia の frame buffer に切り替わった瞬間にエラーが出て画面更新が止まってしまいます.また,X を立ち上げようとすると xorg の nouveau ドライバーも割と新しめを要求するみたいだし.

現状,置いてあるファイルでは nvidia カードではダメダメなので,その辺りが解決したら web サイトに置いてあるファイルも更新しようかなと.intel 系は...ごめんなさい.判りません....大丈夫な気もするんだけど.AMD 系も...ちょっと判りませせん.はい.

最近,適当に思いつくまま todo を https://github.com/t-matsuki/Plamo-mysrc/issues に書き足してるから issue がたまっていく一方.:-)

まぁ,最近はそんな感じです.