Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Plamo Linux の野良パッケージ作成(その18)

ぼちぼちと Plamo のソース一式を修正して,野良パッケージ (野良ディストリビューション?) を作成中.

いつまで続くのか.

一旦まとめようとディレクトリ名称をこれまでの日付ベースからバージョン番号ベースにしようかと変更.とりあえず 0.0 にしてみました.

あとはブート用&インストールに必要なファイル類を Plamo からコピー.

その状態で iso ファイルを作成してみました.Plamo では iso のチェックサムmd5 を使っているけど,md5 だと衝突することが判ってるので sha256 で作成.

Plamo の書式そのままですけど,ChangeLog も少しだけ記述.

あと,get_pkginfo コマンドでパッケージをアップデートできるように少しだけ調整.コマンドの方がデフォルトで Plamo の http サイトを見に行ってしまうので,今は引数に明示的に url を指定しないとダメですけど,ファイルツリーの方にはアップデートするためのファイルを用意しました.get_pkginfo コマンド側の修正は追々行います.はい.

ということで,一式を http://circle2.org/pub/ の方に置きました.興味のある人はどうぞ...って誰も居ないか.:-)

Plamo-nora-0.0 がとりあえずの最新版で,4/29 時点での iso が Plamo-nora-0.0_x86_20170429_dvd.iso (32bit) / Plamo-nora-0.0_x86_64_20170429_dvd.iso (64bit) になります.一応,iso に対応するソースツリーとして github の方に https://github.com/t-matsuki/Plamo-mysrc/tree/0.0-20170429 として tag を打っておきました.(厳密にはちょっとずれてるけど,まぁ,その辺りは無視してください...)

いろんなエラーが出るかもしれないけど...,軽く VMware Fusion で新規インストールができる程度はチェックしてあります.

ただし

  • インストーラーは Plamo そのままです.
  • インストーラー中で KDE が選択できるようになってますけど未収録です.今後は削除します.
  • 32bit のパッケージ類は 64bit にくらべてかなり古いです.最近更新してないので....
  • ドキュメント類も Plamo そのままです.

ということで,インストール方法は Plamo と全く同じになっています.説明省略して申し訳ないですが.詳細は Plamo のインストール方法のドキュメントなどを見てください.

まぁ,とりあえずこれで新規インストールが出来るようになったので,手元の作業用環境を吹っ飛ばしても復旧は簡単になったかな.

それにしても,インストーラを変更する作業を initrd を手作業でばらしてちまちま書き換えてるんだけど,どうすれば効率的なのかなぁ.そういえば Plamo 用に initrd を自動で作成するツールを誰か作ってきたような気もするので,ちょっと Plamoアーカイブを探してみるかな.

32bit の方も 64bit と同じところまで追従させないとな....

とりあえずそんなところです.