Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

千葉大で配布されている Mac Port な Emacs をビルド...と少し昔ばなしを

自分用のメモ.

千葉大で配布されている Mac Port な Emacs がありますが,適当なときにその Emacs もビルドして,自分で適当にいじっている inline patch な Emacs と使い分けています.

安定な物が欲しいときには前者で,新しい物を使いたいときは後者って感じかな.

で,久しぶりに千葉大で配布されている Mac Port な Emacs をビルドしたのでその手順をメモっておきます.毎回,英語の文章を読むのも面倒なんでね.

パッチ自体は ftp://ftp.math.s.chiba-u.ac.jp/emacs/ で配布されていて,ファイル名は emacs-25.1-mac-6.1.tar.gz な感じになっています.最初の 25.1 がベースとなっている emacs のバージョンで,後者の 6.1 がパッチ自体のバージョンですね.

で,これを取ってきてビルドする手順は下記のような感じ.

tar xvf emacs-25.1-mac-6.1.tar.gz
cd emacs-25.1-mac-6.1
tar xvf ../emacs-25.1.tar.xz
cd emacs-25.1/
patch -p1 < ../patch-mac
cp -pr ../src .
cp -pr ../../emacs-hires-icons-2.0/etc/images etc/
cp -pr ../mac .
cp -pr ../lisp/term/mac-win.el lisp/term/
cp nextstep/Cocoa/Emacs.base/Contents/Resources/Emacs.icns mac/Emacs.app/Contents/Resources/Emacs.icns
./configure --enable-mac-app=/Users/xxx/Applications --prefix=/Users/xxx/bin.macos
make -j8
make install

emacs-25.1-mac-6.1.tar.gz と emacs-25.1.tar.xz が同じ階層にあって,置き換え用のアイコンが含まれている emacs-hires-icons-2.0.tar.gz を展開したディレクトemacs-hires-icons-2.0 も同じ階層にあるって前提で書いています.また,自分のホーム以下の Applications ディレクトリ /Users/xxx/Applications に Emacs.app をインストールして,自分のホーム以下の bin.macos ディレクトリ /Users/xxx/bin.macos に実際の emacs バイナリや elisp などをインストールする前提のコマンド例になります.これらを変更する場合には上記のコマンド列の該当箇所を適当に修正してください.

それにしても ftp.math.s.chiba-u.ac.jp ってサイトを見るたびにちょっと懐かしい感じがするんですよね.

昔,私が作成していた NTT JTeX の DOS/Windows ポーティングソース・バイナリ一式をここのサイトに置かせていただいていました.元々,NTT JTeX の配布元がここだったのでその縁で間借りさせていただいていました.色々とやりとりしている中で,千葉大の桜井さん (先生って書いた方が良いかな?) の方から「置きませんか?」って仰って頂いたのがきっかけだったかなと思いますけど,記憶がちょっと曖昧....

メールが残っていたはずとか思って調べてみたら 1995年〜 2002年頃のことです.私自身は主に DOS ポーティングを行っていて,まぁ Windows でも動作しますよって感じのものでした.その後,しばらくしてから角藤さんが作られる TeXWindows ネイティブで,そちらの方が広まった&私自身もメンテする必要を感じなくなったので,2008 年ごろに ftp.math.s.chiba-u.ac.jp からもファイル削除&私のアカウントも削除してもらいました.

昔のメールを見てると Mobile Gear などの小型の DOS マシンや PC98 系で作業されている方などから質問いただくことが多かったようですね.あとは TeX の書籍の付録 CD に収録されたり,vector のサイトにバイナリを置いたり,vector の CD 付き書籍などに掲載する依頼のメールがあったり.また,途中から pTeX のポーティングも始めたので,アスキーの方々ともメールをやりとりしたり.

まぁ,ちょうどネット回線が太くなり始めたころで,まだアナログモデムをメインに使って通信していた時代だったので雑誌などの付録 CD などが貴重だった時代ですね.その頃には Plamo 開発にも足を突っ込んでいましたが,当時は不定期でこじまさんから CD が送られてくる形の開発方法でした.:-)

少し ftp.math.s.chiba-u.ac.jp を漁ってみましたが,ftp://ftp.math.s.chiba-u.ac.jp/tex-old/texfam.dos ってのがありましたね.多分,ここを使っていたような気がしますが,今ではディレクトリもたどれないようになっています.

あ,一応,TeX dor DOS/Win そのものは記念的に http://plamo.linet.gr.jp/~matsuki/tex/index.html に置いてあります.今更,需要はないと思いますけど.:-)

まぁ,最後は懐古的な話でしたけど,まぁ,そんな感じかな.