Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Linux 版 SmartGit で使用する java を変更する方法

自分への備忘録.

先日,SmartGit の話題を少し書いたので,ついでに.

手元の環境を調べてみたら Linux 版の SmartGit が使う java はデフォルトで /usr/lib/jvm/java-7-openjdk-i386/jre/bin/java になっていますね.

これを oracle java など別の jdk/jre に変更する場合には下記のように行います.

あ,下記の例のパスは oracle のサイトから jdk-8u112-linux-x64.tar.gz を取ってきて debian 上で make-jpkg で変換後,deb をインストールした場合のパスになっています.

1. 環境変数で設定する

SMARTGIT_JAVA_HOME に設定すれば反映されます.

SMARTGIT_JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/jdk-8-oracle-x64/

な感じね.

2. 各自の設定ファイルで設定する

各ユーザーの ~/.smartgit/smartgit.vmoptions に

jre=/usr/lib/jvm/jdk-8-oracle-x64/

と追加.パスは使いたい java がインストールされているディレクトリ名ですね.

3. システムの設定ファイルで設定する

SmartGit がインストールされているディレクトリの bin 以下に smartgit.vmoptions というファイルがあるのでここで設定する.debian の場合には /usr/share/smartgit/bin 以下に smartgit.vmoptions がありますね.

当然,すべてのユーザーに影響します.設定方法は 2. の時と同じ

jre=/usr/lib/jvm/jdk-8-oracle-x64/

な感じ.

以上,参考まで.