久しぶりに Raspberry PI 2 に OpenELEC を入れていじってみました.
OpenELEC とはデフォルトで kodi がインストールされていて,簡単にラズパイをメディアプレーヤーとして使うためのディストリビューションです.
過去にこの組合わせでメディアプレーヤーとして使っていましたが,いろいろいじるために Raspbian に入れ替えて使ってたんだよね.でも,少し前に Raspberry PI 3 を調達したので,いじるのは 3 の方にして 2 の方はメディアプレーヤーとして常に使うようにしようかなぁと.
OpenELEC を新規にセットアップして,過去の日記に書いたように MPEG2 の解除キーを登録して快適に利用.
で,はじめて気が付いたこと.
この OpenELEC に入っている kodi ってデフォルトで CEC に対応してたのね.全然気が付かなかった.libcec とリンクしてあげると kodi 自体は CEC 対応の動作をすることは知っていたんだけど,OpenELEC でもきちんとリンクされてつくられていたのね.
あ,CEC って HDMI で規格化されている外部機器のコントロールプロトコルのことね.パナソニックで言うところのビエラリンク,ソニーではブラビアリンクと言われています.独自拡張もできるので,各メーカー勝手な名前つけてますね.ということで CEC 対応していると,パナソニックやソニーなどのテレビリモコンから OpenELEC の kodi をコントロールすることができます.
けれど,手元のパナのテレビの場合,リモコンに必要十分なキーがないので早送りとか巻き戻しが非常にやりにくい.テレビによってリモコンのキーの数とか機能が違うので CEC 経由でリモコンを使うとテレビリモコンの種類によって使い勝手の良し悪しが変わるのか.
パナのテレビリモコン
もう一台あるソニーのテレビのリモコンには早送り巻き戻しとかのキーが十分あるので,試しにラズパイをそちらにつないで試してみたところ快適に使えました.
ソニーのテレビリモコン
けど,使いたいのはパナのテレビの方.うーむ,どうしよう.そっか,学習リモコンを使えばいいのかな?と思って試してみたら,元々存在しないボタンにキーが割り当てられるわけではありませんでした.がっかり.
試しに使った学習リモコン
ということで,以前のように普通に MCE リモコンつないで利用することになりました.ちょっと残念.