Windows8.1 と Windows10 を行ったり来たりして,ユーザーを新しく作り直しているとファイルの所有権やアクセス権がぼろぼろに.
アクセスできないファイルが大量に出来たので,ファイルの所有権とアクセス権をまとめて修正.
先日の日記のコメントに takeown コマンドと icacls コマンドを使っても上手くいかないと書きましたが,GUI で変更していても時間がかかるばかりで埒が明かないのでちょっと調べてみました.
コマンドプロンプトを管理者として実行すれば上手く動作するようですね.
xxxx ディレクトリの所有者を変更したい場合には,コマンドプロンプトで
% takeown /F xxxx /R
とすれば変更できます.takeon /? で詳細オプションが表示されますが,/R は再帰的に変更するためのオプションですね.
で,ファイルのアクセス権は
% icacls *.* /grant abcabc:(F)
で変更.(F) はフルアクセスの意味です.こちらも icacls /? で詳細オプションは表示されますが,上記は abcabc ユーザーに *.* ファイルに対してフルアクセス権を付けるという意味になります.
これで,コマンドラインから全ファイルを一気に書き換えて,無事ファイルアクセスできるようになりました.
めでたしめでたし.