Plamo Linux のコンテナに関する話.
lxc-plamo はデフォルトで配布されていますが,docker のほうはメンテナの加藤さんが作成したコンテナが Docker Hub にあるだけ.しかも古い.
Plamo Linux 5.1 ベースみたいなので,手元でアップデートして 5.3.1 ベースにしてみましたが,無事動作しました.パッケージのコンパイルも出来たので,パッケージ作成用に docker コンテナ使ってみるのも良いかなと思いました.docker なら Windows や Mac 上で VirtualPC 動かして動作させられるからね.
今はパッケージ作成をするために,Desktop PC を Plamo で立ち上げなおしたり,QNAP の NAS 上の Virtualization Statin 上にインストールした Plamo を使って行なっています.docker を使えば,Windows や Mac でも動作するので,より気軽にパッケージ作成環境として使えるかなと.普段使っている Plamo Linux のデスクトップ環境でパッケージングを行なうと,標準で配布されていないけど自分が必要で入れているライブラリなどがリンクされてしまう場合があるので,Build script の作成とかチェックには使えるけど,配布用のパッケージバイナリを作成知るのには使えないです.
で,Docker Hub には 64bit 版があるだけで,32bit 版の docker コンテナがない.ということで 64bit 版を作った加藤さんに聞いてみたら,このコンテナを作った当時は 32bit 版が安定して動作しなかったので作らなかったとのこと.
最近のコンテナ流行の潮流から,どうせなら作ったほうが良いんじゃないかなと思って docker コンテナの作り方を探してみましたが,ゼロから作るという記事をさがしてみても debian や centos などのベースとなるディストリビューションを持ってきて Web server や DB のカスタマイズする記事ばかり.本当のゼロから作成する記事ってほとんどないのね.
しかたないので docker 本家のほうのドキュメントなどを調べてみましたが,普通にディストリビューションをインストールするような手順で必要最小限のファイルだけ同梱してあげればよさそうな感じですね.
ちょっと最新版を定期的に作って ftp サイトにおいておくとか Docker Hub にアップするとか出来ないかなと思っています.そのためには,コンテナを自動作成するスクリプトを作成しないと駄目なのかな?と思っている今日この頃.今ある lxc 用のスクリプトとかから docker 用が簡単に作れたりするのかな?
もっと docker について調べてみないと.