Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

Mac 上での CrossOver Mac , Wine の動作チェック

バージョン 11 の頃かなぁ,Mac 上で動作する Windows エミュレーターの CrossOver Mac ですが,過去にライセンスは持っていたことはあって,当時使いたかったソフトはそこそこ動作していたのでたまに使っていました.けど.ライセンス更新するまでもないかと思ってそのまま放置していたのですが,ふと気になったので Crossover Mac を再び試してみようかなと思い,少し触ってみました.

ちょっとした Windows 用ソフトを使うために,その都度 Windows マシンを使ったりしていますが,それがちょっと何とかならないかと思ったが一因です.お絵書きソフトとか本格的なソフトじゃなくって,ちょっとしたユーティリティが動かしたいだけなんですけどね.そのソフト名は訳あってちょっと内緒にさせてください.ごめんなさい.Crossover Mac 自体でサポートされているソフトではないです.

このソフト,.net framework 4.0 と Visual C++ 2010 runtime に依存しています.なので,CrossOver Mac で動作させるためにはそれらをインストールする必要があります.まず,CrossOver Mac 上で Windows XP 環境のボトルを作成.その後,.net と VC runtime を入れたところ,これらは無事インストールできました.ただし,.net の方は web 版だとインストーラーが途中でソフトダウンロードする箇所でエラーで落ちてしまうので,パッケージ版でないと駄目でした.その後,使いたかったソフトを起動させたところ,起動時にエラーはいろいろと出ているけど,一応立ち上がっりました.けど,画面描写が何だかおかしい.ちょっと画面書き換えが変で,たまにブラックアウトしてしまう状態で,使えなくないけど常用するのはちょっと辛い感じ.

試しに CrossOver Mac の元になった Wine も試してみました.けど,こちらはインストールしたそのままの環境では .net のインストールすら出来ない状態でした.ちょっと調べるのも面倒だったので早々にあきらめました.

定期的に Mac 上で CrossOver Mac や Wine を試してはいますが,結局 Mac 上の仮想マシン環境か,もしくは Windows 環境で使う状態に戻ってしまいます.うーむ.

一方,Linux 上では Wine ははかなり頻繁に使っていますけどね.用途としては xls viwer や powerpoint viewer, word viewer がほとんどです.LibreOffice などの MS Office 互換ソフトを使って xls ファイルや,ppt ファイルを見てもも良いんですけど,過去にこの互換ソフトがらみでちょっとトラブったことがあるので,それ以降,Linux 上で MS Office ソフトのファイル内容を見たい時には Wine 上で viewer を使うようにしています.

ということで,ちょっと話はそれましたが,やっぱり CrossOver Mac は現状の私の要求は満たさないみたいだなということで使うのは見送り.ちょっと残念.