Qbilinux 日記

Linux に関係することだけではなく,最近は一般的なコンピュータやガジェット関係についても記載してます.

お絵書き環境の思考錯誤(続き2)

先日,記載した PC/タブレットでのお絵書き環境の思考錯誤の続き.

数日間,EPSON Endeavor TB01S + CLIP STUDIO PAINT という組合せで何枚か絵を書いていましたが,その後日談を.

EPSON Endeavor TB01S + CLIP STUDIO PAINT という環境での問題点がありました.元々わかっていたことですが,画面が狭い.なので,いろいろなツールバーを表示しているとキャンパスが狭くなり過ぎてお絵書きしにくい.といって,毎回,ツールバーを閉じるのもなんだか面倒.Windows tablet 用のお絵書きソフトを使えばその辺りは考慮された画面構成になっていますが,一旦,CLIP STUDIO PAINT でいろいろと書いていると Windows tablet 専用のお絵書きソフトでは機能的にあんまりって感じ.

ということで,これまで気嫌いしていたペンタブレットを物色してみました.過去に使っていた時にはあんまり良い印象はなかったんだけど,次に値段が手頃な環境としてはペンタブレットかなぁと.

店頭でいろいろといじってみたところ,過去に使ってた時よりもかなり書き易いことに気が付きました.店頭デモマシンにも CLIP STUDIO がインストールされていたので,比較はしやすかったです.まぁ,自分が使ってた15年くらい前のペンタブレットと今のものを比べること自体が間違っているかなとは思いますけどね.10分くらいいじってみたところ,これなら何とかなりそうなので,Windows table からペンタブレットに乗り換えようと決意.

じゃあどれが良いのかなとなると,ペンタブレットの場合,タッチパッドとかと違ってモニターの端から端までがペンタブレットの端から端に該当するので画面の大きさに近い方が直観的に使い易いと思っています.過去に使っていた時には,購入するまでそういうことも知らなかったのでかなり小さいものを選んだのでその点も失敗だったかなと思います.小さな丸を書くつもりでもかなり大きくなってしまったり,ゆがんでしまったりと結構苦労したし.で,一旦購入するとそう壊れるものでもないのでなるべく良いものの方が良いかなぁと.

ということで,店頭でもいろいろと試して WacomINTUOS Pro large を選択.INTUOS Pro を選んだのはやっぱり書き心地が良かったから.サイズを medium と large で最終的に結構悩んだけど,マルチタッチジェスチャーを使う時にはやっぱり少し大きめの方が便利そうだったので,サイズは large を選択.店頭で試す前にはジェスチャー機能なんかいらないかなと思っていましたが,実際に店頭で使ってみると割と便利だなと感じました.INTUOS Pro の場合,ペンタブの表面が劣化した時に,自分で表面張り替えができないのがちょっと気になったけど,それほど使用頻度も高くはないと思うので張り替えも頻繁に起こることもないかなと思い,まぁ良いかとその辺りはちょっと割り切りました.

家電量販店で購入して持って帰りましたが,テレビとかモニターを選ぶ時とかと同じですけど,家に実際に持って帰ってみるとサイズが想像以上にでかいですね.今,使っている机にはぎりぎりサイズ.ちょっとあぷなかったかも.今,INTUOS Pro を購入すると Autodesk SketchBook Pro メンバーシップ(1年間無料) と openCanvas 6 が付いてきたので,ホームページからダウンロードしてインストール.先日,CLIP STUDIO PAINT も購入したので,期せずして割と安価だけど評判の良いソフトを2本とも所有する形になりました.ラッキー.今は CLIP STUDIO をメインに使っていますが,openCanvas 6 もそのうち試してみようかと思います.

ということで,お絵書きは Desktop PC + pen tablet という環境に落ち着きました.結局,普通の環境が一番と言うことかな.ちなみに,今のところ,Desktop PC は Windows マシンを使っています.Mac でもよかったんだけど,割と多く,Wacom のドライバの出来が Windos の方が良いという書き込みを見たのでとりあえず Windows を選択しました.折を見て Mac も試してみようとは思ってますが,とりあえず作業する方が先かなぁということで無難な環境を選択しました.